【OneOdio SuperEQ S2 レビュー】ノイズキャンセリング付きでお手頃価格の Bluetoothヘッドフォン

7 min
「OneOdio SuperEQ S2」折りたたみ関節を伸ばしたところ

この記事では、ANC Bluetoothヘッドフォン OneOdio SuperEQ S2 をレビューします。

この記事は、OneOdio 様からご提供いただいたサンプルを使用してレビューします。
気になるところもしっかりと書かせていただきました。

結論としては、低価格でありながらしっかりとした音が出る商品でした。

ただし、(私の様に)頭が大きい人は装着時に圧迫感があるため、注意が必要です。

その辺りも含め、写真盛りだくさんでレビューしているので購入を検討されている方は参考にして下さい。

次の画像または目次をクリックすると読み飛ばしできます。

OneOdioってどんな会社?

OneOdio(ワンオディオ)は2015年、香港に設立された、DJ・Bluetooth・ノイズキャンセリングヘッドホンなどの製造・販売を行っている会社です。

OneOdio(ワンオディオ)はオーディオ機器の製造・開発において10年以上の経験を有し、高品質かつコストパフォーマンスに優れたヘッドフォンを各種取り扱っております。
DJ、モニター、ハイレゾ業界にしっかりと根を下ろし、OneOdioは確たる評価を得ております。
また、ヨーロッパ、北米、アジアなど30カ国以上のANC業界において、ユニークなサウンドと音楽体験を創造し続けています。

引用 – OneOdio 企業情報

OneOdio 公式サイト

ノイズキャンセリング付きBluetoothヘッドホン OneOdio SuperEQ S2 の特徴

「OneOdio SuperEQ S2」使用形態へしたところ

OneOdio SuperEQ S2 Bluetoothヘッドホンの特徴は次の通りです。

パピックス

パピックス

公式情報を元に説明するよ。

ポップなデザイン

「OneOdio SuperEQ S2」黒
「OneOdio SuperEQ S2」青
「OneOdio SuperEQ S2」緑

遊び心のある3つのカラーバリエーションがあります。

  • ブラック
  • オレンジ×グリーン
  • ブラック×グリーン

ANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載

「OneOdio SuperEQ S2」アクティブノイズキャンセリング効果

遮音性を高めるノイズキャンセリング機能を搭載しているので、騒がしい場所でも周囲のノイズを打ち消します。

周囲の音を集音し、これと逆位相の信号をオーディオ信号と混合して出力することによって、ヘッドホン外部から侵入する環境音を軽減します。

CVC 8.0ノイズキャンセリング搭載

「OneOdio SuperEQ S2」CVC8.0 ノイズキャンセリング技術

本体にはクリアな音声で通話ができる高感度マイクを内蔵しています。

CVC 8.0ノイズキャンセリング技術は周囲の雑音を削減したハンズフリー通話が可能となります。

急な通話などで騒がしい中で使用する場合でも便利です。

心地いい装着感なオンイヤーヘッドホン

「OneOdio SuperEQ S2」心地よく装着する女性

耳の角度に合わせて90度回転できるスイベル機構を採用したハウジング、スムースな長さ調節を可能にしたヘッドバンドにより、耳にしっかりフィットするので長時間のリスニングでも快適な装着感を維持できます。

軽量で肌触りが良く、さらに通気性が良い低反撥プロテイン生地のイヤーパッドを採用しています。

Bluetooth5.0対応で快適なワイヤレス通信

「OneOdio SuperEQ S2」Bluetoothチップ

QCC3003高精度Bluetooth5.0チップを搭載。

Bluetooth 4.2と比べ通信速度・通信距離が向上しています。

コーデックはSBC・AACをサポートしています。

※ヘッドホンジャック(AUX 3.5mm)でも使用可能。

コンパクト収納

「OneOdio SuperEQ S2」折りたたみ

折りたたみ、回転、伸縮でコンパクトに収納可能です。

最大25時間使用可能

「OneOdio SuperEQ S2」充電時間

Bluetooth使用時、最大25時間使用可能。

ANC使用時でも18時間使用可能です。

ANC+Bluetooth:最大18時間
Bluetooth:最大25時間
ANC:最大45時間

OneOdio SuperEQ S2 レビュー

OneOdio SuperEQ S2 について次の項目に分けてレビューしていきます。

外観・付属品

「OneOdio SuperEQ S2」同梱品

OneOdio SuperEQ S2の同梱品は次の通りです。

同梱品
  • SuperEQ S2本体
  • 充電用USBケーブル
  • 3.5mmオーディオケーブル
  • 飛行機用アダプター
  • 取扱説明書など

OneOdio SuperEQ S2の外観を見ていきます。

次の写真が SuperEQ S2 本体左側のユニットです。

「OneOdio SuperEQ S2」イヤーパッド左

少し好みの分かれそうなデザインですが、それほど悪くない気がします。

次の写真が SuperEQ S2 本体右側のユニットです。

「OneOdio SuperEQ S2」イヤーパッド右(説明あり)

右側ユニットには操作するためのボタンが用意されています。

タッチセンサーではなく、押すと「カチカチ」という音がするハードボタンです。

ボタンは次の4つです。

  • マルチファンクションボタン(MFB)
  • ANCボタン
  • 音量-/曲戻しボタン
  • 音量+/曲送りボタン

LEDもあり、電源とANCの状態を表します。

次の写真は SuperEQ S2 本体下面です。

「OneOdio SuperEQ S2」下面のポート(説明あり)

SuperEQ S2 本体下面には次の入出力が用意されています。

  • USB-C充電ポート
  • 充電LED
  • 3.5mmオーディオポート
  • 内蔵マイク

次はイヤーパッド。

さわり心地良く、とても柔らかいです。

材質的には少し弱めに感じます。

「OneOdio SuperEQ S2」イヤーパッド装着部

装着していない状態で、イヤーパッドの深さは約2cmありました。

「OneOdio SuperEQ S2」イヤーパッド装着部の深さ

次の写真は、付属の袋です。

「OneOdio SuperEQ S2」収納袋

しっかりした材質のフェイクレザーです。

SuperEQ S2 を楽に出し入れできる大きさですね。

「OneOdio SuperEQ S2」収納袋へ本体を入れているところ

SuperEQ S2 を完全に入れた状態が次の写真です。

「OneOdio SuperEQ S2」収納袋へ本体を入れきったところ

ゆったりと余裕のある大きさの袋です。

次はSuperEQ S2の収納性を見ていきましょう。

完全に折りたたんでコンパクトにするとこんな感じになります。

「OneOdio SuperEQ S2」折りたたんだところ

折りたたんだ状態から使用状態に持って行くのはこんな感じです。

OneOdio SuperEQ S2の折りたたみ構造

関節部分は少し固めに感じました。

特にロック機構などはないので思い切って曲げてOKです。

OneOdio SuperEQ S2の折りたたみ関節

ユニット部は約2cm伸縮できる機構になっています。

「OneOdio SuperEQ S2」イヤーパッドの伸縮

次は付属品です。

次の写真は充電用USB-Cケーブルです。長さ約60cmでした。

「OneOdio SuperEQ S2」付属USBケーブル

こちらは3.5mmオーディオケーブル。長さ約1mです。

「OneOdio SuperEQ S2」付属オーディオケーブル

こちらは飛行機用アダプター。(使うのだろうか?)

「OneOdio SuperEQ S2」飛行機用アダプター

サイズ・重さ

OneOdio SuperEQ S2の実際の重さを量ってみました。

「OneOdio SuperEQ S2」をスケールで重さ測定しているところ

スペックに記載されていたとおり、ピッタリ210gでした。

装着してみたところ、サイズは少し小さめでした。

私は、「頭がでかい+形が悪い」ため、ぎりぎり装着できたという感じ…。

頭頂部はやや圧迫感があり、長時間の使用は少しストレスになります。

子どもにはちょうど良いかも。

パピックス

パピックス

頭がでかい人は注意しましょう。

次はイヤーパッド。

大きさを測ってみたので次の表に記載します。

方向内側外側
33mm78mm
33mm78mm

SuperEQ S2 はオンイヤータイプのヘッドホンなので耳を押さえつける感じになります。

オンイヤータイプはしんどいという方が多いので、購入前にサイズの確認をしておいた方がいいでしょう。

音質

SuperEQ S2 の音質は、価格帯を前提に考えると十分なレベルだと感じました。

SuperEQ S2 は公式サイトで4,099円ですが、割引やクーポンなどを使うと約3,000円で購入できる時があります。

私の主観で音質の感想をまとめると次の通り。

  • 低音が強め
  • 高音弱め
  • 奥行きが感じづらい

高音質を望むならおすすめしませんが、「そこそこの音質で低価格なワイヤレスヘッドホンが欲しい」というリクエストには応えてくれる商品です。

全体的にはしっかりした音を出してくれます。

ANC(アクティブノイズキャンセリング)の効果

OneOdio SuperEQ S2 にはANC(アクティブノイズキャンセリング)機能が搭載されています。

ANCとは?

周囲の音を集音し、これと逆位相の信号をオーディオ信号と混合して出力することによって、ヘッドホン外部から侵入する環境音を軽減する機能です。

少しざわざわする程度の部屋で使ってみたところ、あまり効果を感じることができませんでした。

そこで、私の家の工場(こうば)でANCを使ってみました。

工場はこんな感じで機織り機が3台稼働しています。

機織り機

スマホで騒音を測定すると約73dbあります。

混雑した車道と同じ騒音だそうです。

騒音測定結果

この73dbの環境だと、ANCの効果ははっきりと現れました。

パピックス

パピックス

ANCをオンからオフにするとかなりうるさく感じたよ。

ここまでうるさい環境で使用するのは希かもしれませんが、雑音で困っている人はANCオンで音楽を聴けば快適になりそうです。

装着感

OneOdio SuperEQ S2の装着感は、正直に言うと良いとは言えません。

ただし、私の頭が大きいのと形が悪いのも原因です。

ストレスを感じたのは、まず頭頂部。圧迫感を感じます。

パピックス

パピックス

もう少し伸ばせるといいんだけど。

もう一つストレスを感じたのは耳を挟み込む強さ。

少し強い感じがしました。

これら2点のストレスがあり、長時間の使用は難しそうです。

イヤーパッドの柔らかさは良い感じだったので、頭の小さい人であれば問題無さそうに思います。

イヤーパッドの大きさは次の表の通りです。

方向内側外側
33mm78mm
33mm78mm

イヤーパッドが良い感じと言いましたが、あくまでもオンイヤータイプなので耳を押さえつけてしまいます。

そもそもオンイヤータイプが合わない人もいるので、心配な場合はオーバーイヤータイプを選ぶことをおすすめします。

操作性

「OneOdio SuperEQ S2」イヤーパッド右(説明あり)

OneOdio SuperEQ S2の操作は本体右側ユニットに集約されています。

ボタンは上下左右の4つなので、装着したままでも押したいボタンを押すことができます。

欲を言えば、ボタンの形状で機能が認識できるとありがたいなと思いました。

パピックス

パピックス

ふとわからなくなるんだよね。

耐久性

「OneOdio SuperEQ S2」イヤーパッド装着部

イヤーパッドの材質が、少し頼りなさそうに思いました。

同メーカーのSuperEQ S1はS2よりもしっかりした質感で安心感があったので、同レベルにしてもらえるとうれしいですね。

気になったところ、良かったところ

OneOdio SuperEQ S2の気になったところ、良かったところを次の表にまとめました。

気になったところ
  • イヤーパッドの耐久性に不安あり。
  • 頭が大きい人には圧迫感がある。
  • 操作ボタンを触っただけでは何のボタンか認識できない。
良かったところ
  • 購入しやすい価格。
  • お値段以上の音の良さ。
  • AACに対応。
  • 2年間保証。

特に気になったのは装着時の圧迫感です。

これは頭の大きい人限定の問題かもしれませんが、装着感は重要なので購入を検討している人は注意が必要です。

OneOdio SuperEQ S2の使い方

「OneOdio SuperEQ S2」イヤーパッド右(説明あり)

OneOdio SuperEQ S2の使い方を説明します。

パピックス

パピックス

使い方を重視する方は参考にして下さい。

ヘッドホンインジケーター(LED)の意味

SuperEQ S2のヘッドホンインジケーター(LED)の状態と意味は次の表の通りです。

LED状態意味
電源LED/ANC LED青と赤で交互に点滅ペアリング状態
電源LED/ANC LED青で点滅接続成功
電源LED/ANC LED青でゆっくり点滅音楽再生中
電源LED/ANC LEDANCオン
「OneOdio SuperEQ S2」イヤーパッド右(説明あり)

充電

「OneOdio SuperEQ S2」充電中のランプ表示

SuperEQ S2 を充電するには、左ユニット下面のUSB充電ポートにケーブルを挿します。

充電LEDの状態と意味は次の表の通り。

LED状態意味
充電 LED充電中
充電 LED消灯充電完了
充電 LED消灯→赤バッテリレベル低下

「OneOdio SuperEQ S2」下面のポート(説明あり)

電源オン/オフ

SuperEQ S2 の電源をオン/オフはマルチファンクションボタン(MFB)で行います。

動作ボタン操作
電源オンMFB約3秒間長押し
電源オフMFB約3秒間長押し
「OneOdio SuperEQ S2」イヤーパッド右(説明あり)

Bluetoothペアリング

SuperEQ S2をペアリングする手順を説明します。

  1. STEP

    LEDが青と赤で交互に点滅するまで、MFBを約3秒間押し続けます。

  2. STEP

    SuperEQ S2を接続するデバイスのBluetoothをアクティブ化し「SuperEQ S2」と接続します。

  3. STEP

    必要に応じてペアリングパスワード「0000」を入力します。

  4. STEP

    ペアリングが正常に完了すると、ヘッドホンで音声案内が流れ、インジケータが青に変わります。

    次回からは、ヘッドホンの電源をオンすると、最後に接続していたデバイスに自動的に再接続されます。

Bluetooth接続に関する操作は次の表の通りです。

動作ボタン操作
ペアリングモードに入るMFB3秒長押し
ペアリング記録リセット+と-同時に約5秒長押し
「OneOdio SuperEQ S2」イヤーパッド右(説明あり)

操作

SuperEQ S2 の操作方法は次の表の通りです。

動作ボタン操作
再生/一時停止MFB1回押す
音量+1回押す
音量-1回押す
曲送り長押し
曲戻し長押し
ANC オン/オフANC1回押す
電話にでる/切るMFB1回押す
Siriの呼び出しMFBダブルタップ
「OneOdio SuperEQ S2」イヤーパッド右(説明あり)

OneOdio SuperEQ S2の製品仕様

OneOdio SuperEQ S2の製品仕様を次の表にまとめました。

項目説明
メーカーOneOdio
型式SuperEQ S2
タイプオンイヤー
ドライバー40mm
感度102±3db
周波数応答20Hz-20KHz
インピーダンス32Ω
ANC(アクティブノイズキャンセリング)あり
騒音低減効果 20~25db
通話用ノイズキャンセリングCVC 8.0
カラー・オレンジ×グリーン
・ブラック×グリーン
・ブラック
ヘッドホンジャック‎AUX 3.5mm
無線通信方式Bluetooth Ver.5.0
BluetoothチップQCC3003
Bluetooth 最大通信距離 10m
コーデックSBC / AAC
対応プロファイルHFP / HSP / A2DP / AVRCP
製品サイズ17 x 18 x 8 cm
重さ210 g
バッテリー500mAh
再生可能時間ANC+BT:最大18時間
BT:最大25時間
ANC:最大45時間
充電時間約2時間

OneOdio SuperEQ S2のよくある質問

OneOdio SuperEQ S2 のよくある質問をまとめました。

Q

SuperEQ S2 は電池交換可能ですか?

A

できません。

Q

SuperEQ S2 の操作ボタンはタッチセンサーですか?

A

違います。ハードボタンです。

OneOdio SuperEQ S2のレビューまとめ

この記事では、オンイヤーBluetoothヘッドホン OneOdio SuperEQ S2 をレビューしました。

SuperEQ S2は、低価格でありながらしっかりと音が出ており、音に関しては満足のいく商品でした。

不安な点としては、イヤーパッドの材質が少し弱く思えました。

また、(私の様に)頭が大きい人には、装着時に圧迫感があります。

サイズ小さめでポップなデザインなので、女性や子どもをターゲットとした商品に感じました。

SuperEQ S2 の上位モデルで「外部音取り込みモード」を搭載した OneOdio SuperEQ S1 もレビューしてるので、よかったらこちらの記事も読んで下さい。

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