この記事では、Excelで文字を入力後 アクティブセルを移動させる方法を紹介します。
下だけでなく、右・左・上に移動させる方法も一緒に紹介します。
タップできるもくじ
Excelのアクティブセルとは
Excelのセルとは、入力することができる箱のことです。
その中で、現在入力対象になっているセルをアクティブセルと呼びます。
下の画面だと緑枠で囲まれた箱がアクティブセルです。
Excelでよくやるアクティブセル移動
まず、Excelに慣れていない人がよくやるアクティブセルの移動を紹介します。
Excelで作成された表は、次の図の様に横方向へ順番に入力していく形が多いです。
上の表の場合、入力する順番は
- 学年
- 氏名
- ふりがな
という順番で、左から右に入力していく流れになります。
しかし、[学年]の列に[1]を入力して[Enter]を押すとアクティブセルが下へ移動してしまいます。
[Enter]を押した後この状態になると、[氏名]を入力するために[→][↑]キーを押して移動することになります。
[氏名]を入力した後も同様のキー操作が必要になるので、作業効率がとても悪いですよね。
Excelでアクティブセルを上・下・左・右に移動させる方法
入力後のアクティブセルを上・下・左・右へ移動させる方法を紹介します。
下の画像は[A列2行]に[1]を入力した後、アクティブセルを右の[B列2行]へ移動した状態です。
アクティブセルが下に移動してからカーソルキーで右上に移動すること考えると、とても効率的ですよね。
ちょっとしたことですが、毎日の作業を考えるととても楽になります。
では、入力後のアクティブセルを上・下・左・右へ移動させる方法を説明していきます。
アクティブセルを右に移動させる
入力後にアクティブセルを右に移動させる方法はとても簡単です。
セルに文字を入力後、[Tab]キーを押す。
キーの位置はここです。
アクティブセルを左に移動させる
入力後にアクティブセルを左に移動させることもできます。
セルに文字を入力後、[Shift]+[Tab]キーを押す。
キーの位置はここです。
パピックス
[Shift]キーは反対の動作を指定する場合によく使われているよ
アクティブセルを上に移動させる
入力後にアクティブセルを上に移動させることもできます。
セルに文字を入力後、[Shift]+[Enter]キーを押す。
キーの位置はここです。
アクティブセルを下に移動させる
説明する必要が無いとは思いますが、念のため説明します。
入力後にアクティブセルを下に移動させる方法です。
セルに文字を入力後、[Enter]キーを押す。
Excelでアクティブセルを上・下・左・右に移動させる方法まとめ
Excelのセルに入力後、上下左右の好きな方向へアクティブセルを移動させる方法を紹介しました。
アクティブセルを移動させる上下左右のキーをまとめると次の図の通りです。
好きな方向へアクティブセルを移動させる方法
下 | [Enter] |
右 | [Tab] |
上 | [Shift]+[Enter] |
左 | [Shift]+[Tab] |
長年Excelを使っている人でも知らないこともあります。
知らない人がいたら教えてあげましょう。