この記事では、Amazonの車用Echoとして発売された「Echo Auto」をレビューします。
Echo Autoを簡単に説明すると「スマホを操作しなくても、スマホのAlexaアプリを音声操作できるデバイス」です。
Echo Autoの通信環境の例を次の図に示します。
1日約1時間、1年で約200時間を通勤の車の中で過ごす私にとって、車の中が快適になるのはとても喜ばしいことです。
早速購入し実際に使ってみたので、この記事ではセットアップから使用感までレビューします。
結論としては、普段、家やスマホでアレクサを使っていて、かつ車通勤している人には「買い」の商品です!
次の画像または目次をクリックすると読み飛ばしできます。
タップできるもくじ
Echo Autoとは
Echo Autoとは、Amazonが車での使用を前提とし開発したAmazon Echoシリーズのひとつです。
Alexaを搭載しており、話しかければハンズフリーで次のようなことができます。
- 音楽を聴く
- 今日の予定を確認する
- ニュースを聞く
- 電話をかける
パピックス
他にもいろいろできるよ。
Alexaとできることについては、こちらの記事で紹介しています。
Echo Autoは、スマートフォンのAlexaアプリを介してAlexaと対話します。Alexaの応答や音楽は、カーオーディオのBluetooth、もしくは外部入力を通じて車載スピーカーで再生されます。車の電源を入れたら、スマートフォンの音量とカーオーディオの入力が正しく設定されていることを確認してください。そして、「アレクサ」と話しかけて、ポーンというチャイムが鳴るのを待って質問します。
引用:Amazon – Echo Auto
Echo AutoはスマートフォンのAlexaアプリを介して通信するので、スマートフォンにAlexaアプリのインストールが必要となります。
スピーカーへの接続は次の2つの方法があります。
- カーオーディオのAUX(外部入力)
- Bluetooth接続
Bluetooth接続できるスピーカーがあればカーオーディオでなくても接続できます。
Echo Autoの特徴
Amazon Echoシリーズを持っていない人でもわかるようにEcho Autoの特徴をまとめます。
- 運転席から声で操作できる
- Alexaスキルをはじめ、様々なサービスを利用できる
- スマートフォンのAlexaアプリを介して通信する
- 音声出力は外部入力とBluetooth接続の2つ
- 車内向けに設計されている
- プライバシーに配慮したデザインである
運転席から声で操作できる
Echo AutoはAlexaを搭載しているので、話しかけるだけで音楽を聴いたり、ニュースを聞いたり、電話をかけたりできます。
車を運転していると両手が使えないので、声で操作できるのはとてもありがたいですよね。
私みたいに車通勤の人にとって、Echo Autoはありがたい存在です。
例えば、運転しながら次の様に話しかけるとアレクサが答えてくれます。
パピックス
「アレクサ、音楽をかけて」
「アレクサ、今日の予定を教えて」
Alexaスキルをはじめ、様々なサービスを利用できる
Alexaには3,500以上のAlexaスキルがあり、日々増え続けています。
Echo Autoでも、もちろんAlexaスキルを使うことができます。
アレクサを介して音楽配信サービスAmazon Music、Apple Music、Spotify、AWAなどから音楽をストリーミング再生することもできます。
他に、朗読サービスのAudibleなども再生可能です。
スマートフォンのAlexaアプリを介して通信する
Echo Autoは、Echo Auto自身でインターネット通信するのではなく、スマートフォンのAlexaアプリを介して通信を行います。
パピックス
スマホがないと使えないよ。
Echo Autoを使うとスマホのパケット通信料が加算されるので、通信容量に余裕がない人は注意が必要です。
音声出力は外部入力とBluetooth接続の2つ
Echo Autoの音声出力先として選べるのは次の2つです。
- AUX(外部入力)
- Bluetooth接続
AUXを使う場合は、Echo Autoとカーオーディオを接続します。
Bluetooth接続を使う場合は、スマホとカーオーディオ、またはスマホとBluetoothスピーカーを接続します。
車内向けに設計されている
Echo Autoは8つのマイクによるマイクアレイによって、カーオーディオからの音楽、エアコンの音、ロードノイズなど、騒々しい車の中でもハンズフリーでの遠隔操作を実現しています。
上の写真の8つある黒い点(穴)がマイクです。
パピックス
車の中ってノイズだらけだからマイクアレイは必要だよね。
プライバシーに配慮したデザインである
引用:Amazon – Echo Auto
Echo Auto本体に、マイクの電源を切ることができるマイク オン/オフ ボタンが用意されており、プライバシー保護を考慮した設計がされています。
パピックス
ハードボタンで切り替えできると安心。
なお、録音された音声は自分で管理することができ、いつでも確認・再生・削除が可能です。
Echo Autoの外観・付属品
Echo Autoには、次の付属品が同梱されています。
- Echo Auto本体
- Micro USBケーブル(電源供給用)
- 3.5mmオーディオケーブル(AUXケーブル)
- エアベントマウント
- 車載電源アダプタ(シガーソケット用)
- マニュアル
- 「試してみよう!」(音声コマンド例)
こちらがEcho Auto本体の正面と上部です。
声で操作するためボタンが少なく、2つしかありません。
Echo Autoには次のハードウェア入出力があります。
引用:Amazon – Echo Auto
- 電源ポート(Micro USB)
- マイク オン/オフ ボタン
- アクションボタン
- マイクアレイ(マイク8個)
- ライトバー
- 3.5mmオーディオ出力(AUX)
次の写真はEcho Auto本体の右側面です。
電源ポート(Micro USB)と3.5mmオーディオ出力(AUX)があります。
次の写真はEcho Auto本体の左側面です。
左側は入出力などはありません。
次の写真はEcho Auto本体の背面です。
背面にも入出力はありません。
次の写真はEcho Auto本体の下面です。
真ん中の四角のへこみ部分がエアベントマウント取り付け部分です。
エアベントマウント側のEcho Auto本体取り付け場所は、次の写真、真ん中にある四角の部分です。
保護フィルムをはがして本体を取り付けます。
エアベントマウントとEcho Auto本体は磁力で適度な力でくっつきます。
次の写真がエアベントマウントの送風口取り付け部です。(取り付け時とは上下反対)
送風口取り付け部分は回転するので任意の向きに取り付け可能です。
エアベントマウントを横から見たのが次の写真です。
角度は固定なのでEcho Autoを取り付けたときにEcho Auto本体が斜めになる場合があります。
私の場合(ワゴンR)も斜めになりましたが、はめ込み+磁力で固定されているので全く問題ありませんでした。
エアベントマウントの前面にはケーブルクリップがあります。
次の写真の様に、縦と横にクリップできます。
次の写真は、付属の車載電源アダプタです。車のシガーソケットに差し込んで使用します。
USBポートは2つあります。
Echo Autoは1ポート使用するので、もう一つはスマホの充電などに使えますね。
次の写真は車載電源アダプタの差込側です。
Echo Autoには3.5mmオーディオケーブル(AUXケーブル)が付属しています。
カーオーディオのAUXを使用して音を出す場合に使用します。
次の写真はMicro USBケーブル(電源供給用)です。
次の写真はEcho Autoの付属マニュアルです。
Echo Autoを使用するまでの手順が簡単に説明されています。
初めてAmazon Echoを持つ人のために「試してみよう!」というアレクサのフレーズが書かれた紙も入っていました。
初めてアレクサを使う人には助かりますね。
Echo Autoのサイズ
Echo Autoは車内に取り付けるので大きさも気になるところ。
Echo Auto本体の大きさは、85 mm x 47 mm x 13.28 mm です。
エアベントマウントに取り付けた状態が次の写真です。
かなりコンパクトですが、車によって取り付けが困難な場合もあるかもしれませんので、スペースを確認してから購入しましょう。
私の車(ワゴンR)に取り付けたのが次の写真です。
Echo Autoのセットアップ
Echo Autoのセットアップについて説明していきます。
Amazon公式サイト「Echo Autoのセットアップ」はこちら。動画説明もあります。
Bluetooth接続の場合
AUX接続の場合
セットアップはスマホのAlexaアプリで行います。
パピックス
セットアップの途中、意図がわからない確認画面もありましたが一つ一つは難しくなかったですよ。
では手順を見ていきましょう。
スマートフォンでAlexaアプリを立ち上げ、画面の下の方にある「デバイス」をタップします。
デバイス画面で「Echo・Alexa」をタップします。
「デバイスを追加」をタップします。
「セットアップするデバイスの種類」画面で「Amazon Echo」をタップします。
「どのデバイスをセットアップしますか?」画面で「Echo Auto」をタップします。
Echo Autoの取り付けメッセージが表示されます。
「次へ」をタップします。
「デバイスをセットアップ」画面が表示されます。
「次へ」をタップします。
「警告」が表示されます。運転中でなければ「次へ」をタップします。
「アプリにバックグラウンドでの実行を許可しますか?」とメッセージが表示されるので「許可」をタップします。
「はじめましょう」画面が表示されます。
メッセージに従い、Echo Autoの電源を入れます。
「検出されたデバイス」に「Echo Auto XXXX」と表示されたらタップします。
Echo Autoの電源を入れた直後は、次の画像の様にオレンジのライトが流れるように点灯します。
選択したEcho Autoの確認画面が表示されます。
間違いなければ「次へ」をタップします。
「ペア設定リクエスト」が表示されるので「ペアに設定して接続」をタップします。
ペア設定の確認ウィンドウが表示されるので「ペア設定する」をタップします。
音楽を再生する装備についての確認画面が表示されます。
Bluetoothを使用する場合は「はい」をタップし、Bluetoothを使用しない場合は「いいえ」をタップします。
カーステレオとの接続をチェックする画面が表示されます。
カーステレオやBluetoothスピーカーを接続したら再生ボタンをタップします。
スピーカーから音が出るので音量などを調節します。
音が出ない場合は接続に問題があるので確認します。
カーステレオとの接続チェックが問題なく終わったら「次へ」をタップします。
「音声プロフィールを作成」画面が表示されるので、音声プロフィールを作成する場合は「次へ」をタップします。
音声プロフィールを作成しない場合は「スキップ」をタップします。
これでセットアップは完了です。
Echo Autoがスマートフォンと接続されると、通知領域に「Alexa Bluetoothデバイス 1個接続」と表示されます。
Echo Autoで何がどれだけ変わった?
Echo Autoを1週間程度、会社と自宅間の車通勤で使用した感想を書きます。
パピックス
私は車の中ではオーディブルを聴いたりAmazon Musicで音楽を聴いたりしています。
通信環境のBefore/Afterはこちらの図です。
車に乗ってから音楽を聴くまで(運転を開始するまで)の手順をBefore/Afterで比較します。
違うのは4以降です。
- 車に乗る。
- エンジンをかける。
- Bluetoothスピーカーの電源をオンする。
- スマホでオーディブルまたはAmazon Musicを開く。
- 再生したい音楽を探す。
- 再生する。
- 運転を開始する。
- 車に乗る。
- エンジンをかける。
- Bluetoothスピーカーの電源をオンする。
- 運転を開始する。
- 「アレクサ、流行りのJ-POPかけて」と言う。
私の体感ではかなり便利になりました。
良くなったのは次の点です。
- 曲を選ぶためにスマホを操作する必要がなくなった。
- 運転開始までが早くなった。
- 運転を開始してから曲を選ぶことができる。
スマホをカバンから出す必要がないのがかなり快適に感じました。
運転開始までの時間節約になるのも予想以上に快適。
パピックス
楽になった!
私のようにスマホから音楽再生して車通勤している人にはEcho Autoはかなり価値があります。
また、運転中でも音声で曲送りや別の曲をかけるのも難なくできます。
スマホを鞄の中に入れたままで操作できるのはほんとに快適です。
ただ、車の中で音楽を聴いたりオーディオブックを聴いたりしていない人にはあまりメリット無さそうだと思いました。
私の感想ですが、Echo Autoは全ての人におすすめできるデバイスではありません。
しかし、車の中でスマホから音楽やオーディオブックを再生している人にとっては、車内をとても快適にしてくれるデバイスです。
Echo Autoの気になったところ、良かったところ
Echo Autoを使ってみて気になったところ、良かったところを次の表にまとめました。
- AUXで接続するとボリュームをかなり大きくしないと音が聞こえない。
- 車で使うと便利なAlexaスキルが少ない。
- 車の中でも問題なく音声操作できる。
- スマホをカバンの中にいれたままでAlexaが使えるので便利。
- 車を運転する前のスマホの操作が不要になった。(時間短縮になった)
- 運転中のハンズフリー操作が快適。
- 自宅のエコーと通話できる。
Echo Autoでできるのは、スマホのAlexaアプリでできることになります。
簡単にまとめると、Echo AutoはスマホのAlexaアプリへの操作入力デバイス+AUX出力デバイスです。
しくみがわかるとできることのイメージができてきますが、現時点ではできることがまだ少ないと感じてしまいます。
後々は画面付きEcho Autoが発売され、ナビを表示したりできるんでしょうが・・・まだまだ先でしょうね。
音量についてですが、AUX接続を試したところ、ボリュームをかなり大きくしないと十分な音量が出ませんでした。
音量の面ではBluetoothスピーカーの方がおすすめです。
ちなみに、私が使っているのはAnker Soundcore miniです。
車の中で活用できそうな機能(アレクサスキル)
車の中で使えそうな機能を調査しました。
音楽を聴く
アレクサと言えば、音楽!というイメージがありますよね。
アレクサでは音楽配信サービスAmazon Music、Apple Music、Spotify、AWAなどから音楽をストリーミング再生することができます。
パピックス
僕はAmazon Music Unlimited。
\ Amazon Music Unlimited /
7,500万曲以上が聴き放題
今なら1か月無料
リンク先:Amazon.co.jp
新規会員登録のみ
キャンセル、プラン変更も可能
朗読を聴く
アレクサならKindle本を読んでくれます。
しかし、「ロボット的な朗読はちょっと・・・」という人は多いと思います。
そんな人におすすめなのがAudible(オーディブル)です。
人が抑揚のある朗読をしてくれるのでとてもおすすめです。
パピックス
わが家は親子でオーディオブック聴いています。
\ 本が聴けるAudible /
最初の1冊は無料
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いつでも退会できます。
購入したタイトルは退会後も聴けます。
タイトルの返品・交換ができます。
ニュースを聞く
朝バタバタして家を出た後でも通勤しながらニュースを聴くことができます。
天気を確認する
遠出するときなどは、到着地点の天気が気になることがあります。
そんなときは天気を確認することもできます。
Echo Autoの評判・口コミ
Echo Autoの評判・口コミをTwitterから探してきました。
EchoAutoの導入は車載カーナビの基本機能を操作できるスキルが用意されてからでいいような気がする。現状のメリットは高性能マイクとスマホのAlexa起動だけなので、5000円は少々高い。 #Amazon Echo
— 薄井テルオ (@usuteru) October 4, 2020
たしかに機能としては物足りない感があります。
カーナビ的な機能がほしいですよね。
5,000円が高いかどうかはAlexaをどう使っているかで変わるかも。
私は5,000円は適正価格だと思います。
パピックス
昨日、Amazon Echo autoを取り付けてみた。車載ナビがAndroidなのでAlexaアプリをインストールして連携させればいいだけ。最初はうまく接続できなくて難儀したけど、接続さえ完了したらなかなかいい。声でradikoやAmazon musicを実行できるのはめちゃめちゃ便利。 pic.twitter.com/AQrAvLXuWZ
— やんきぬ (@yankinu) October 4, 2020
車載ナビがAndroid?!そんなのあるんだ。
車の中こそ声で操作できるって便利に感じますよね。
パピックス
「Echo Auto」で出来ること調べたものの、うーん。。って感じだな。
— フリーランスWEBエンジニアしんちゃん (@KojiShintani) October 3, 2020
Google Map使える!ヤフーカーナビナビ使える!ってなるだけでいいのになー。
今は↓
Amazon MusicやSpotifyなどの音楽、ニュースや天気予報の視聴を筆頭に、電話をかけたり、車内から自宅のAlexa対応スマート家電の操作となる。
過剰に期待してしまうので物足りなさはぬぐえない。
声で操作して音楽きいたりできるだけでも便利なんだけどね。
パピックス
Echo Autoの仕様
Echo Autoの仕様をまとめました。
項目 | 説明 |
---|---|
サイズ | 85 mm x 47 mm x 13.28 mm |
重量 | 45g |
Bluetooth接続 | 通話: HFP オーディオストリーミング: A2DP メディアのリモートコントロール: AVRCP AndroidスマホとのBluetooth接続: Serial Port Profile iPhoneとのBluetooth接続: iPod Accessory Protocol |
オーディオ | 8つのマイクによるマイクアレイ、AUX出力 |
プロセッサ | Mediatek MT7697、Intel Dual DSP with Inference Engine |
同梱内容 | Echo Auto 車載電源アダプタ Micro USBケーブル(1m) 3.5 mm AUXケーブル(1m) Echo Autoエアベントマウント クイックスタートガイド |
プライバシー機能 | ウェイクワード検出機能 通知用インジケータ マイク オン/オフ ボタン 音声録音の確認および削除など。 |
付属のエアベントマウントは、一部の形状の送風口と互換性がありません。
引用:Amazon – Echo Auto
車の送風口が付属のマウントと互換性があるか、購入前に確認しましょう。
Bluetooth接続においてEcho Autoと互換性がないことが確認されている車があります。
一部のスマートフォンはEcho Autoに対応していません。
Echo Autoよくある質問
Echo Autoのよくある質問をまとめました。
Q
Echo Autoは同梱品だけで使用できますか?
A
いいえ。Alexaアプリをインストールしたスマートフォンとの接続が必要です。
Q
Echo Autoの電源は?
A
USB給電です。USBケーブルと車載電源アダプタ(シガーソケット用)が付属しています。
Q
Echo Autoのオーディオ出力インタフェースは?
A
AUXとBluetoothで出力できます。音量面ではBluetoothスピーカーがおすすめです。
Echo Autoのレビューまとめ
この記事ではAmazon Echo Autoをレビューしました。
Echo Autoは誰にでもおすすめできるEchoデバイスではありませんが、普段からAmazon Echoを使っている人には車内が快適になるデバイスです。
アレクサを使い慣れているなら1つ持っていても良いでしょう。
Echo Autoについてまとめると「スマホを操作しなくても、スマホのAlexaアプリを音声操作できるデバイス」です。
パピックス
車に乗ってスマホを一度も触らずに音楽を自由に聴けるので、不思議な気持ちになります。
発売して間がありませんが、アップデートや後継機に期待してしまうデバイスです。
5,000円以下で購入できるので気になる人は使ってみてはいかがでしょうか。
Amazonでお得に購入する方法についてはこちらの記事にまとめています。