ずっとほしかった完全ワイヤレスイヤホンを購入しました。
左右のイヤホンにケーブルが全く接続されていないイヤホンです。
購入時に特にこだわったのは次の点です。
- aptX対応
Andoroidで高音質・低遅延にしたい。 - 信頼性
メーカーとしての信頼性がほしい。 - 価格は1万円以下
パピックス
aptX対応で手ごろな価格の完全ワイヤレスイヤホンって少ないんだよね。
いろいろ調べて最終的に決めたのは「ヤマハ TW-E3A」です。
1か月程度使ってみたので、この記事でレビューします。
主な用途はAmazon Music Unlimitedです。
コーデックなど仕様を先に読みたい方は「ヤマハ TW-E3Aの仕様」からどうぞ。
結論を先に書くと、次の点で「買い」の商品です。
- 音質・遅延ともに文句なし。
- メーカーとしても信頼性がある。
- オープン価格ではあるが、発売当初より値段が下がっているので今が買いどき。
パピックス
完全ワイヤレスイヤホンを初めて購入する人には、とてもコスパがいい商品ですよ。
発売当初は11,000円くらいだったようですが、僕はAmazonで7,714円(税込み)で購入しました。
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タップできるもくじ
ヤマハ TW-E3A 完全ワイヤレスイヤホンの機能概要
ヤマハ TW-E3Aの機能概要を公式サイトから引用して説明します。
- 音量に応じて音のバランスを最適化する「リスニングケア」搭載
- 音切れしにくい完全ワイヤレス
- アプリを使ってスマートに設定
- 雨や汗がかかっても安心
- 声で簡単操作
- ボリューム調整までも、指先ひとつで
- 最長24時間のロングバッテリーライフ
音量に応じて音のバランスを最適化する「リスニングケア」搭載
ヤマハ独自の「リスニングケア」は、小さなボリュームの時ほど低域と高域が聴こえにくくなる人間の聴感特性や、リスニング環境における聴こえ方の違いに着目し、音量に合わせて、音のバランスが最適になるように補正。自然で聴きやすい音を再現し、過度な音量アップによる耳への負担を抑えます。
引用:ヤマハ | TW-E3A – ヘッドホン・イヤホン – 概要
実際に音量を小さくして「リスニングケア」をOFF/ONしてみました。
音を小さくしてから「リスニングケア」をONにすると、低音が少し前に出てきて奥行きが感じられました。
音を大きくしてもONにしておいた方がバランスよかったです。
パピックス
個人的には「リスニングケア」いい感じです!
音切れしにくい完全ワイヤレス
米国Qualcomm®社のオーディオSoC(System-on-a-Chip)「QCC3026」を採用し、左右独立通信テクノロジー Qualcomm TrueWireless™ Stereo Plusに対応。スマートフォンなどのコンテンツ送信側が、左右のイヤホンに直接音声データをBluetooth®伝送するこの方式は、従来の完全ワイヤレスイヤホンに比べ音切れしにくく、快適かつ長時間のリスニングを可能にします。
引用:ヤマハ | TW-E3A – ヘッドホン・イヤホン – 概要
実際に使ってみたところ、音切れは時々ありました。
ただし、他のワイヤレスイヤホン(sony MDR-XB80BS)も同じ使用環境(場所)だと時々音切れしていたので、イヤホン側ではなく環境(場所)、またはスマホ側の問題だと考えています。
パピックス
具体的に言うと、ジョギングである家の前を通る時によく音切れが起きました。
なにか放出されているのかも・・・。
自分の机に座って使っているだけなら音切れは起きていません。
アプリを使ってスマートに設定
スマートフォン専用のアプリ「Headphones Controller」を用意。「リスニングケア」のオン/オフや、オートパワーオフの設定、バッテリー残量の確認などの操作を画面を見ながら手軽におこなうことができます。
引用:ヤマハ | TW-E3A – ヘッドホン・イヤホン – 概要
アプリで設定できるのは次の2つです。
- LISTENING CAREのON/OFFを切り替える。
- オートパワーOFF時間を設定する。
アプリ「Headphones Controller」の詳細はこちらで確認できます。
雨や汗がかかっても安心
JIS防水保護等級IPX5相当の生活防水に対応しており、突然の雨や汗・水しぶきからイヤホンを守り、快適に使用することができます。
引用:ヤマハ | TW-E3A – ヘッドホン・イヤホン – 概要
IPX5とはどんな規格でしょう?
次の説明が見つかりました。
あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない
引用:ウィキペディア – 電気機械器具の外郭による保護等級
水の中で使ったりしなければ大丈夫そうですね。
わたしはジョギングの時にイヤホンを使用するので、防水機能は必須です。
パピックス
突然の雨でも安心!
声で簡単操作
Siri®、Google Assistantといったボイスアシスタント機能の起動*に対応。イヤホン本体のボタン操作で、簡単に起動することができます。 音楽を聴く際の基本操作をはじめ、曲情報や最新のニュースを聞いたり、さまざまな操作を声を使って手軽におこなうことができます。また、本体のボタン操作で、ハンズフリー通話も可能です。
引用:ヤマハ | TW-E3A – ヘッドホン・イヤホン – 概要
音声でスマホを操作することが多い人には便利な機能ですね。
わたしはAndroidスマホを使用していますが、Googleアシスタントをほとんど利用しません。
その代わりAlexaはよく使います。
試しにスマホの「標準の音声アシスタントアプリ」をAlexaに変更したのですが、TW-E3Aから音声アシスタントを起動すると声で操作できませんでした。
パピックス
ロック画面の制約とかいろいろあるのかも・・・
なぜAlexaなのかって?
パピックス
アレクサの声が好きなんです。それだけ。
ボリューム調整までも、指先ひとつで
イヤホン本体のボタン操作で曲の再生/停止、スキップ操作をはじめ、ボリュームの調整までおこなうことができます。わざわざスマートフォンを取り出す必要がなく、満員電車に乗っているときなどでもスマートに操作でき便利です。
引用:ヤマハ | TW-E3A – ヘッドホン・イヤホン – 概要
スマホを取り出さなくても一通り必要な操作ができるのでとても便利です。
- 再生/停止
- ボリュームアップ/ダウン
- 曲送り/曲戻し
他の人のレビューでは「曲戻しが長押しだから曲の先頭に戻るだけで、前の曲にすることができない」とありました。
つまり、「長押ししている間に曲が進むため、何度やっても曲の頭出ししかできない」という意味です。
ですが、わたしが試したところ、曲の先頭に戻ったあと「曲戻し」の操作をすると、ちゃんと前の曲に飛んでくれました。
パピックス
ファームウェアが更新されたのかも。
最長24時間のロングバッテリーライフ
本体のみへの充電(約2時間)で6時間使用することができ、毎日のリスニングに便利です。さらに充電ケースに3回分充電して、最大24時間の音楽再生が可能。旅行や出張先などでも気軽に音楽を楽しむことができます。
引用:ヤマハ | TW-E3A – ヘッドホン・イヤホン – 概要
ケースが充電器になっているので、イヤホン本体6時間+ケースの充電を使って+18時間使用可能です。
実際の使い方としては半日以上連続して使うことはまれで、使ったり収納したりを繰り返すことが多いです。
そう考えると、充分な再生時間です。
パピックス
ここまでくるとバッテリーが劣化しにくいかどうかが重要。
ヤマハ TW-E3Aの外観・付属品
ヤマハ TW-E3Aの付属品はこちらです。
- イヤホン(左・右) マイク内蔵
- 充電ケース
- イヤピース(SS、S、M、L)各1セット Mサイズは装着済み
- スリーブ(S、M)各1セット Sサイズは装着済み
- USB給電ケーブル
- スタートアップガイド
- ユーザーガイド
イヤホンを充電ケースに入れた状態がこちらです。
イヤホンは磁力でしっかりケースに固定されます。
イヤホンを取り出したのが次の写真です。
パピックス
入れやすさ、取り出しやすさともに不満はありません。
ケースを閉じた状態がこちらです。
留め具などはありませんが簡単に空くことはありません。
パピックス
鞄の中に入れても簡単には開かないので大丈夫!
手に乗せるとこんな感じでコンパクトです。
充電ケースのUSB給電部は背面にあります。
充電するにはUSB給電ケーブルを接続します。
USB充電器は付属していないので、持っていない場合は別途購入する必要があります。
こちらはスリーブです。
Mサイズには耳に引っかけるフィンが付いています。
パピックス
なぜSサイズにはフィンがないのでしょう??
次はイヤピースです。
本体に装着されているのがMサイズ、横に並んでいるのがSS、S、Lサイズです。
これだけあれば自分に合ったサイズが選べますね。
パピックス
わたしは左右の耳の穴の大きさが違うので、サイズ違いが用意されていると助かります。
こちらはイヤホンの装着側です。
左側にはL、右側にはRと記載されています。(写真は右側)
パピックス
右と左って結構間違えていたりするから記載があると助かる。
こちらはイヤホンの外側です。
ヤマハらしいシンプルなデザインです。
イヤピースを付け替えてみました。
まずは今付いているイヤピースを取り外します。
簡単にとれました。
次は別のイヤピースを取り付けます。
ちょっと入れにくいですが、グイッ、グイッといれると取り付けできました。
スリーブもフィン付きのものに変更しました。
わたしはジョギングでもイヤホンを使用するので落ちにくくするためです。
ヤマハ TW-E3Aのサイズ・重さ
ヤマハ TW-E3A イヤホン本体の重さを量りました。
仕様通り左右で12gでした。
充電ケースとあわせると50gでした。
モバイルバッテリーだと200gを超えるものも多いので、そういう目線で見るとかなり軽いです。
充電容量を最低限にしてできるだけ軽くしたのでしょうね。
実際にイヤホンを装着してみました。
収まりが良く、違和感なく装着していられます。(耳小さめです)
10才の娘にも付けてもらいました。
ちょっと大きいですが、動いたりしなければ落ちることもなく普通に使えました。
ヤマハ TW-E3Aの良かったところ
ヤマハ TW-E3Aを使ってみて良かったところをまとめました。
音がバランス良くシンプルで好み
音は好みが分かれるところですが、個人できにはとても好きな音でした。
低音から高音までバランス良く、奥行きを感じられます。
パピックス
ちなみに、aptXで聴いています。
aptX対応なので遅延が全く気にならない
プライムビデオやyoutubeを見ることが多いので、音の遅延が少ないことは結構ダイジです。
TW-E3AをaptXでスマホと接続し動画を見ましたが、全く遅延は気になりませんでした。
パピックス
7千円台で購入可能・aptX対応・低遅延・高音質・信頼性など、間違いなくおすすめのイヤホンです。
右、または左の片方だけで使用できる
イヤホンを使いながら周囲の音を聞きたい場合、右、または左だけ使いたいことがあります。
そんな場合でもTW-E3Aなら右、左どちらか好きな方だけケースから出して使うことができます。
パピックス
実際に使うと結構便利!
家事をする時などはまわりの音を聞きながら、あれこれこなしていきます。
1つ使いと2つ使いをケースから取り出すだけで自然に選べるのは便利です。
パピックス
基本的には両耳で聴きたいので、必要な時だけ片耳で聴きます!
ケースが便利!充電できてなお良し!
ケースに収納するタイプだと次のメリットがあります。
- 完全ワイヤレスでありながら取り出しやすさが向上している。
左右迷わない。 - カバンに収納しやすい。
さらに収納している間に充電ができるのでこんないいことないですね。
ケースで充電をするというのは今では当たり前ですが、実際に使って見るとほんといいです。
ヤマハ TW-E3Aの気になるところ
ヤマハ TW-E3Aを使って見て気になるところをまとめました。
操作ボタンを押すときに力が必要
左右のイヤホン本体で操作ができてとても便利なのですが、少し力を入れないとボタンが押せません。
普段使いはそれほど気になりませんが、ジョギングしている時は押しづらかったです。
パピックス
多少押しづらい方が誤動作がないので、トータルで考えるとちょうど良いです。
重低音は弱い
重低音を期待するならやめて方がいいと思います。
重低音が魅力のイヤホンではありません。
パピックス
個人的には重低音よりバランスがいい方が好きなのでTW-E3Aは当り。
ヤマハ TW-E3Aの評判・口コミ
ヤマハ TW-E3Aの口コミをTwitterから探してきました。
ヤマハの完全ワイヤレスイヤホンTW-E3A
— えりか (@erioru4) July 2, 2020
リスニングケアとやらが良い。
ノイキャンモデルいつ出るか不明やけどこれでも十分な気がする。
ケースがびっくりするくらい軽いけどカパカパいいよるしちゃちい。 pic.twitter.com/od6y0XOmDJ
リスニングケアの評価はいいようですね。
ケースがカパカパなるのは個人的には好きなのですが・・・ちゃちく見えるのかもしれませんね。
軽いのは○ですね。
パピックス
1万以下のワイヤレスイヤホン
— SO(´◉ᾥ◉`) GO (@mezotaro) June 29, 2020
予算4千円でケーブル付きでも無問題ならソニーのwl-c310
予算8千円で完全ワイヤレスならヤマハのTW-E3A
がコスパ的にはオヌヌメです
中華系(soundcoreとか)はなんだかんだで当たり外れが激しかったり不良品率高かったりするのが難 pic.twitter.com/5ZDe4AO6zd
当たり外れがないのは結構重要ですね。
長く使うものほど信頼できるメーカーを選びたいです。
パピックス
2月。YAMAHA TW-E3A。
— infinity (@jz_infinity) July 2, 2020
自身初の完全ワイヤレス導入。エントリーモデルながら自然な音で聴き疲れナシ。イヤーピースと本体シリコンカバーの密着が良いのか、重低音が予想外に出る。 pic.twitter.com/r3sCplCouS
聴き疲れなしというのはよくわかります。
自然な高音質という感じ。
エントリーモデルとしては高性能です。
パピックス
ヤマハのワイヤレスイヤホン TW-E3Aを試してみました。独自の調整システムの「リスニングケア」はちょっとテンションを上げたいような方には控えめな自動調整を行われるのであまりおすすめできませんが、低音高音のバランスは良いです。
— ネトセツ (@netosetsu) July 3, 2020
また相手との通話時のマイクはAirPodsのほうが優秀でした。 pic.twitter.com/Ac3w8oSzEj
リスニングケアは低音高音のバランスは良いということですが、音の好みによって好き嫌いがありそうってことですね。
音声アシスタントを使うならマイクも重要ですね!
パピックス
ヤマハ TW-E3A
— 鶴さん💫 (@tsuru_sann) June 30, 2020
今まで気になってたホワイトノイズが全然ない🤭!!!
音質はクリアだけど低音が少し弱くて迫力に欠けるかな🤔??
全体的に丸くてマイルドな耳あたりになってる感じ🤗🤗
物理ボタンはわたしには合わなかったから🥺🥺🥺
物理ボタンは合う合わないがありそう・・・。
パピックス
ヤマハ TW-E3Aの仕様
ヤマハ TW-E3Aの仕様について要点をまとめました。
項目 | 説明 |
---|---|
型式 | TW-E3A |
タイプ | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー口径 | 6mm |
Bluetooth | バージョン:5.0 with BLE 対応コーデック:SBC、AAC、aptX |
充電時間 | 約2時間(フル充電) |
再生可能時間 | 最大24時間(本体6時間+3回ケース充電) |
再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
リスニングケア | ○ |
TrueWireless Stereo Plus | ○ |
アプリ操作 | ○ |
音声操作 | Siri/Google Assistant |
防水仕様 | ○(IPX5) |
質量 | 6.3g(LまたはR片方) |
付属品 | USB給電ケーブル、充電ケース、イヤピース各1セット(SS/S/M/L)、スリーブ各1セット(S/M) |
マニュアルはこちらからダウンロードできます。
ヤマハ TW-E3Aのよくある質問
ヤマハ TW-E3Aのよくある質問をまとめました。
【TW-E3A】どんなコーデックに対応していますか?
SBC、AAC、aptXに対応しています。
【TW-E3A】イヤホンを片側だけなくした場合、片側だけ購入できますか?
片側だけ購入することができます。
購入方法はこちらのサイトから確認して下さい。
ヤマハ TW-E3Aのレビューまとめ
この記事では「ヤマハ TW-E3A」をレビューしました。
ヤマハ TW-E3Aはヤマハの完全ワイヤレスイヤホンの中ではエントリーモデルであり、現在は7千円台で購入できます。
エントリーモデルということで低価格でありながら次の点で「買い」のモデルです。
- 高音質
- コーデックがAAC/aptX対応
- 低遅延(aptX)
- バッテリー付きのケースで長時間使用可能
- 防水性能IPX5
- メーカーの信頼性
特別なこだわりがなくどれを買おうか迷っている人や、初めての完全ワイヤレスイヤホンを購入する方にはおすすめしたいイヤホンです。