SSDって500GBだと7千円以下で購入できてお手頃感あるんですが、2TBになると2万円を超えてくるので購入するのに勇気が必要です。
パピックス
2TBの方が割安だったりするんだけどね。
でも500GBだとアプリをたくさん入れたり動画を保存していたりするとすぐになくなるので、容量を気にしながら使っている人も多いですよね。
実は私もそういう状況だったのですが、この度イーザスソフトウェア様からディスクのクローンを作成できるEaseUS Todo Backup Homeをご提供いただくことができたので、この機会にSSDを500GBから2TBに換装することにしました。
クローン作成しようとすると難しい単語が次々出てきて拒絶してしまいがちですが、この記事でクローン作成する手順を詳しく書いているので、SSD換装を検討中の方は参考にしてください。
この記事は、イーザスソフトウェア様から執筆依頼(有償)をいただき書いています。
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EaseUS Todo Backup Homeの特徴
EaseUS Todo Backupの特徴を説明します。
パピックス
クローン作成以外にもバックアップに関する機能がたくさんあるよ。
できること
EaseUS Todo Backupでは次の事ができます。
できること | 説明 |
---|---|
ディスクのバックアップ | パーティション/ディスク丸ごと、あるいは個別のファイルを指定してバックアップできる。 |
システムバックアップ | OSが壊れて起動できなくなったら、システムバックアップでOSを元に戻すことができる。 |
ファイルバックアップ | 大事な個人データを自由に選択して、ファイルのバックアップができます。 |
システムの移行 | ハードウェアのドライバーを含むOSを新しいパソコンへ完全に移行できます。 |
クローン作成
EaseUS Todo Backupは、次のクローンを作成することができます。
種類 | 説明 |
---|---|
ディスククローン | HDDをSSDにクローン作成。 MBRディスクをGPTディスクにクローン作成。 GPTディスクをMBRディスクにクローン作成。 |
システムクローン | OSをクローンしてほかのPC、またはストレージデバイスに転送。 |
パーティションクローン | 単一のパーティションをクローン作成。 |
クラウドバックアップ
バックアップファイルをクラウドストレージに保存できます。
アカウントを作成すればファイルを自動的にバックアップすることもできます。
EaseUS Todo Backup Homeの動作環境
EaseUS Todo Backupの動作環境は次の通りです。
ハードウェア環境
項目 | 説明 |
---|---|
CPU | x86系以上 |
RAM | 1 GB以上 |
対応OS
項目 | 説明 |
---|---|
Windows | Windows 11/10 Windows 8.1 Windows 8(32ビット & 64ビット) Windows 7 SP1 Windows 7(32ビット & 64ビット) Windows Vista(32ビット & 64ビット) Windows XP Home 及び Professional(32ビット & 64ビット) |
対応デバイス
Parallel ATA (IDE) HDD
Serial ATA (SATA) HDD
External SATA (eSATA) HDD
SCSI HDD
SCSI
IDE 及び SATA RAID コントローラの全てのレベル
RAID構成(ハードウェアRAID)
IEEE 1394 (FireWire) HDD
USB 1.0/2.0/3.0 HDD
MBR及びGPTハードディスクなどの大容量HDD
(最大16TBまでのHDD、32個までのディスクに対応)
EaseUS Todo Backup Homeレビュー
EaseUS Todo Backup Homeの機能をレビューします。
今回は、500GBのSSDから2TBのSSDへクローン作成を行ってみます。
パピックス
クローン作成は有料版の機能だよ。
クローン作成
クローン作成する前に準備しておく物があります。
まずはクローン先のSSD。
今回はSamsung 870 EVO 2TBを使用します。
そして、クローンを作成する際にクローン先SSDを接続するためのUSB変換ケーブル。
必要な物がそろったら、クローン作成を開始します。
まずはWindowsを立ち上げ、SSDとPCをUSB変換ケーブルでつなぎます。
購入直後のSSDはフォーマットが必要なので、Windowsでフォーマットを行います。
フォーマットするには、Windowsの画面左下のWindowsマークを右クリックし「ディスクの管理」をクリックします。
ディスクの初期化ウィンドウが表示されます。
今回はMBRを選び、「OK」をクリックします。
新しく接続した2TBのSSDがディスク1として認識されました。
「未割り当て」と表示されている部分を右クリックするとメニューが表示されるので「新しいシンプルボリューム」をクリックします。
すると「新しいシンプルボリューム ウィザードの開始」が表示されるので「次へ」をクリックします。
「ボリュームサイズの指定」ウィンドウが表示されます。
デフォルトで最大サイズが入力されているので今回はこのまま「次へ」をクリックします。
「ドライブ文字またはパスの割り当て」ウィンドウが表示されます。
今回はデフォルトのままEドライブとして割り当てます。
次の設定で「次へ」をクリックします。
「パーティションのフォーマット」ウィンドウが表示されます。
デフォルト設定で問題ないので「次へ」をクリックします。
これで設定は完了です。
選択した内容が表示されるので「完了」をクリックしてウィザードを終了します。
ウィザードを終了するとディスク1がフォーマット中と表示されています。
そのまま少し待つと、ボリューム名が表示され「正常」と表示されます。
これで追加したSSDが使用できるようになりました。
ここからクローン作成を行います。
WindowsでEaseUS Todo Backup Homeを立ち上げます。
EaseUS Todo Backup Homeのメニューから「クローン」をクリックします。
クローン元(ソース)を選択し「次へ」をクリックします。
クローン先(ターゲット)を選択し「実行」をクリックします。
ターゲットのディスクは全てのデータが消えるので、間違いないかボリュームラベルなどを確認します。
パピックス
何度確認してもドキドキする…。
確認したら「続ける」をクリックします。
クローン作成が始まりました。
残り時間、経過時間などが表示されています。
パピックス
経過がわかると安心できる。
100%まで待つとクローンディスクの作成完了です。
SSDを交換して動作チェック。
Samsung 860 EVO 500GBをSamsung 870 EVO 2TBに交換します。
結果、問題なくWindowsが起動しログインできました。
EaseUS Todo Backup Homeでクローン作成した感想
EaseUS Todo Backup Homeは特に不安な動作もなく快適に操作できました。
クローン作成はパソコンに少し詳しい人が行う作業だと思います。
ドライブ、パーティションという言葉だけで拒絶反応が出る人もきっと多いはず…。
少し詳しい人でもMBRやGPTの違いなどは必要な時にしか調べないので、理解しきっていないでしょう。
パピックス
僕はこのレベル。
クローン作成はパソコンの基礎知識が必要な作業なので「なんかむずかしい」というイメージがありますが、EaseUS Todo Backup Home自体はとてもわかりやすいソフトでした。
EaseUS Todo Backup Homeまとめ
この記事では、EaseUS Todo Backup Homeの機能紹介と、実際にディスククローンを作成する作業を行い機能をレビューしました。
ディスククローンは特に問題なく作成でき、無事Windowsが起動しました。
ただ、ディスククローンの作成については、EaseUS Todo Backup Homeに限らずうまくいかないというコメントをよく見かけます。
PCの型式を含め、自分と全く同じ環境というのはまずないかもしれませんが、できるだけ自分と近い環境で実績のある物とやり方を探すのがいいでしょう。
今回私が試した環境はこちらです。
項目 | 説明 |
---|---|
ノートPC | acer Aspire 5741 |
OS | Windows10(アップグレードで更新) |
クローン先SSD | Samsung 870 EVO 2TB |
クローン作成ソフト | EaseUS Todo Backup Home 13.5 |
パピックス
間違いなくできることを保証しているわけじゃないので参考程度にお願いします。
EaseUS Todo Backup Homeの詳細は公式サイトでご確認下さい。
では。