この記事では、完全ワイヤレスイヤホンなのに3,000円以下で購入できる「OneOdio F1」をレビューします。
この記事でレビューするF1は、OneOdio様がTwitter上で開催したキャンペーンで当選し、いただいたものです。
最初に気になったところと良かったところを紹介します。
- ガイダンスの音質が悪い。(ノイズ?)
- 日本語マニュアルがない。
- タッチセンサーの感度が良く誤操作することがある。
- ケースを立てるとバランスが悪い。
- イヤーチップが若干固い。
- 装着感はそれほど良くない。
- 充電ケースからイヤホンを取り出しにくい。
- イヤホンで音量調整ができない。
- 完全ワイヤレスイヤホンなのに3,000円以下。
- 必要十分な音質。
- タッチセンサーが便利。
特にジョギング時。 - 充電ケースのバッテリー残量がLEDで確認できる。
- コーデックはSBC/AAC対応。
気になったところが多いですが、全体的な評価はかなり良いです。
一番のポイントは、完全ワイヤレスイヤホンでありながら、3,000円以下で購入できる点です。
音についてもお値段以上で問題なし。
会社でおっさんとビデオ通話するだけならもったいないくらいのいい音を出してくれますよ。
OneOdio F1は、ビデオ会議などでイヤホンのケーブルを邪魔に感じている人におすすめしたい入門モデルです。
この記事が参考になるとうれしいです。
次の画像または目次をクリックすると読み飛ばしできます。
タップできるもくじ
完全ワイヤレスイヤホン OneOdio F1の特徴
完全ワイヤレスイヤホン OneOdio F1の特徴の特徴は次の通りです。
カラーバリエーションは4色
カラーは4色あるので自分の好みに合う色を選べます。
TWS技術を搭載
F1はTWS技術を搭載しており、片側のイヤホンをモノラルで使用したり、両方のイヤホンをステレオで利用することができます。
TWSとは、トゥルー・ワイヤレス・ステレオ(True Wireless Stereo)の略です。
1台のデバイスと、2つのスピーカーまたは左右のイヤホンを無線接続して音楽などを同時再生することができる機能です。
もっと簡単に説明すると、無線でステレオ音源を楽しむことができる機能です。
Bluetooth5.0対応
F1はBluetooth5.0に対応 しており安定した接続を実現します。
Bluetooth 5.0は前バージョンの4.2に比べ次の機能が向上しています。
- 通信速度2倍
- 通信距離4倍
詳細はWikipediaが参考になります。
最長20時間再生
イヤホン単体で5時間、充電ケース使用で20時間の再生が可能です。
充電ポートはUSBタイプCです。
多機能タッチボタン
イヤホン本体のタッチセンサーで、再生/一時停止などの各操作が可能です。
コンパクトなポケットサイズ
充電ケースは50mm×58mmとポケットに入るコンパクトサイズです。
バッグに入れても邪魔になりません。
OneOdio F1 レビュー
OneOdio F1 について次の項目に分けてレビューしていきます。
外観・付属品
OneOdio F1 の同梱品は次の通りです。
- イヤホン(左右) ×1
- 充電ケース ×1
- イヤーチップ x 2(S・Lサイズ)
※ Mサイズは本体装着済み - Type-C充電ケーブル ×1
- ユーザーマニュアル
OneOdio F1の外観を見ていきます。
写真のモデルはホワイトです。
ツートンカラーで個性的な外観です。
ロングハンドルデザインは好みの分かれるところですね。
実は私、ロングハンドルデザインのイヤホンを使うのが初めてなのですが、使ってみると装着時の角度の調整がやりやすく、予想外に便利だなと感じました。
ただ、襟付きの服だと首を傾けたときに襟とイヤホンが干渉してしまい、摩擦音が聞こえたり角度がずれたりします。
イヤホン外側の写真はこちら。
OneOdioのロゴが書いてあるシンプルな外観です。
目立たず馴染んでくれるデザインなので、会社でビデオ会議などを行うなどのシーンでは特におすすめです。
イヤホン内側の写真はこちら。
左右がわかるように「L」と「R」の記載があります。
イヤホンの下側の写真はこちら。
ロングハンドル下面に充電部があります。
次は充電ケースです。
平べったい印象を受けます。
一応立てておくこともできますが、バランスが悪いです。
ケース下側にUSB Type-Cの充電ポートがあります。
ケース下側に充電ポートがあるので、充電する場合は寝かして置く必要があります。
充電ケースを開けた写真がこちら。
イヤホンを収納するとこんな感じです。
イヤホンの取り出しは正直、やりづらいですね。
パピックス
コツが必要なのかな?
磁力は強いので逆さにしても落ちる心配はありません。
外観について総合的にまとめると、充電ケースにやや不満ありというのが正直なところです。
サイズ・重さ
イヤホン本体は小さく、耳に付けても良い意味でインパクトはありません。
重さは左右で9gなので、全く負担に感じません。
充電ケースもコンパクトです。
カバンの中や、ポケットにも入るサイズなので持ち運びが楽ですね。
イヤホンを入れた充電ケースの重さは50gでした。
負担になる重さではありませんね。
音質
OneOdio F1の音質は、3,000円以下の完全ワイヤレスイヤホンという前提で考えると十分なレベルです。
パピックス
この値段で完全ワイヤレスイヤホンが購入できるだけでもすごい!
さすがに高音質とは言えませんが、ノイズが入ることはなく、全く問題ありません。
例えば、「会社やテレワークでビデオ会議するときに線が邪魔だから完全ワイヤレスイヤホンがほしい」というニーズにはバッチリ応えてくれる商品です。
装着感
装着感は個人差がありますが、私の感想として書かせて頂きます。
ジョギングするときに使用してみたところ、落とす心配はないと思える装着感でした。
ただ若干、イヤーチップが堅い感じがあり、フィット感は少し弱い印象です。
操作性
OneOdio F1は3,000円以下という価格帯でありながらタッチセンサーで操作します。
反応は良く、便利でもありますが、タッチセンサーで操作するタイプには次のメリットデメリットがあるので自分に合っているか考えてから購入するのがいいでしょう。
- 装着したり取り外したりするときに知らないうちにセンサーを触ってしまい誤動作する。
- ジョギング中でも操作が楽。
ハードボタンの場合はしっかり押す必要があり耳に負担がかかる。
気になったところ、良かったところ
OneOdio F1 の気になったところ、良かったところを次の表にまとめました。
- ガイダンスの音質が悪い。(ノイズ?)
- 日本語マニュアルがない。
- タッチセンサーの感度が良く誤操作することがある。
- ケースを立てるとバランスが悪い。
- イヤーチップが若干固い。
- 装着感はそれほど良くない。
- 充電ケースからイヤホンを取り出しにくい。
- イヤホンで音量調整ができない。
- 完全ワイヤレスイヤホンなのに3,000円以下。
- 必要十分な音質。
- タッチセンサーが便利。
特にジョギング時。 - 充電ケースのバッテリー残量がLEDで確認できる。
- コーデックはSBC/AAC対応。
気になったところが多いですが、普段使いのイヤホンが8千円クラスなのでその影響でもあります。
3,000円以下ということを踏まえて評価すると、間違いなく買いのモデルでしょう。
公式サイトとマニュアルにコーデックについて記載が無かったので、チップメーカーのマニュアル(AD6973D)を確認したところ、AACにも対応しているようでしたので特にiPhoneユーザーにはおすすめのモデルです。
一番不満に感じたのはイヤホンの取り出しにくさです。
毎回、「ふっ!」と少し頑張らないと取り出せません。
コツがあるのかなぁ…。
パピックス
だれかコツを教えて。
充電ケースについても少し不満があります。
立てるとバランスが悪いため、基本的には次の写真の様な向きで置くことになると思います。
この向きだと手に持たないとフタが開きません。
些細なことかもしれませんがストレス無く使えるといいなと思いました。
OneOdio F1の使い方
OneOdio F1の使い方を説明します。
充電ケースのLEDの意味
OneOdio F1 の充電ケースのLEDはバッテリー残量を表します。
LED | 意味 |
---|---|
1つ点滅 | 15%以下 |
1つ点灯 | 15% – 30% |
2 つ点灯 | 30% – 50% |
3つ点灯 | 50% – 75% |
4つ点灯 | 75% – 100% |
電源オン/オフ
OneOdio F1は、充電ケースからイヤホンを取り出すと自動的に電源がオンします。
使用し終わったらイヤホンを充電ケースに戻すと自動的に電源がオフになり充電状態に切り替わります。
手動で電源をオン/オフする場合は次の操作で可能です。
動作 | イヤホン左 | イヤホン右 |
---|---|---|
電源オン | 2秒長押し | 2秒長押し |
電源オフ | 5秒長押し | 5秒長押し |
Bluetoothペアリング
OneOdio F1をペアリングする手順を説明します。
- STEP
OneOdio F1 をペアリングモードにする。
購入直後なら充電ケースからイヤホンを取り出します。
ペアリングをやり直す場合は、左右どちらかのタッチセンサーを5回タップしリセットを行います。
- STEP
OneOdio F1を接続するデバイスのBluetoothをアクティブ化し「F1 」と接続します。
- STEP
ペアリングが正常に完了すると音声案内が流れます。
次回からは、イヤホンを充電ケースから取り出すと、最後に接続していたデバイスに自動的に再接続されます。
Bluetooth接続に関する操作は次の表の通りです。
動作 | イヤホン左 | イヤホン右 |
---|---|---|
リセット | 5回タップする | 5回タップする |
操作
OneOdio F1の操作方法は次の表の通りです。
動作 | イヤホン左 | イヤホン右 |
---|---|---|
再生/一時停止 | 1回押す | 1回押す |
曲送り | 2回押す | |
曲戻し | 2回押す | |
電話にでる/切る | 1回押す | 1回押す |
音声アシスタント | 2秒長押し | 2秒長押し |
OneOdio F1の製品仕様
OneOdio F1 の製品仕様を次の表にまとめました。
項目 | 説明 |
---|---|
メーカー | OneOdio |
型式 | F1 |
タイプ | TWS(完全ワイヤレス) |
接続方式 | Bluetooth 5.0 |
カラー | ・ブラック ・ホワイト ・ネイビー ・ピンク |
周波数応答 | 20 – 20 kHz |
感度 | 103+3 dB |
ドライバー径 | 10mm |
インピーダンス | 32Ω+15% |
再生可能時間 | ボリューム50%:5時間 ボリューム80%:4.5時間 ボリューム100%:4時間 |
Bluetoothチップ | AD6973D |
コーデック | SBC/AAC(AD6973D のマニュアルに記載あり) |
重さ | イヤホン:9 g 充電ケース+イヤホン:50 g |
バッテリー | イヤホン:50 mAh 充電ケース:300 mAh |
充電時間 | 約1.5時間 |
充電電圧 | DC 5 V |
充電ポート | Type-C |
OneOdio F1のよくある質問
OneOdio F1のよくある質問をまとめました。
Q
OneOdio F1 で使用できるコーデックは何ですか?
A
Bluetoothチップのマニュアルを確認したところ、SBCとAACです。
Q
OneOdio F1 のタッチセンサーをロックすることはできますか?
A
ロックする機能はありません。
Q
イヤホンで音量の変更はできますか?
A
イヤホンで音量を変更することはできません。再生デバイス側で音量を変更する必要があります。
OneOdio F1のレビューまとめ
この記事では、完全ワイヤレスイヤホンなのに3,000円以下で購入できる「OneOdio F1」をレビューしました。
初めて完全ワイヤレスイヤホンを購入する方におすすめできる入門モデルです。
防水やノイズキャンセリングが必要な方にはおすすめできませんが、会社で使うくらいなら十分活躍できるモデルですよ。
完全ワイヤレスイヤホンの購入を検討中の方はぜひ候補に入れて下さい。
では。