この記事では、動画・音声変換、DVD変換、ウェブ動画ダウンロード、画面録画など豊富な機能がある「Digiarty Software VideoProc Converter」を紹介をします。
VideoProc Converterはたくさんの機能があるため、この記事ではPC画面録画機能に注目して詳細レビューしていきます。
この記事は、Digiarty Software, Inc.様から執筆依頼(有償)をいただき書いています。
\ VideoProc Converter /
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タップできるもくじ
VideoProc Converterの特徴
VideoProc Converterの特徴は次の通りです。
動画に関する4大機能が1本のソフトに
VideoProc Converterには次の4つの機能が含まれます。
- 動画・音声変換
- DVD変換
- Web動画ダウンロード
- PC画面録画
パピックス
動画変換だけじゃなく動画のダウンロードや画面録画ができるのも人気の理由!
独自のGPUアクセラレーション動画処理ソフト
VideoProc Converter(旧名:VideoProc)が独自のLevel-3加速技術を導入することで幅広くハードウェア支援技術を活用し、高画質動画を処理しながらCPUへの負荷を低減させ、変換にかかる時間を大幅に短縮可能です。Level-3加速技術はIntel®, AMD® や NVIDIA® のハードウェア支援技術に最適化されています。
引用 – VideoProc Converter
VideoProc Converterの独自技術により動画を高速変換できます。
速度 | 処理方法 | 説明 |
---|---|---|
×6 | CPUだけを使う | CPUの使用率が高くなると、PC全体のパフォーマンスに影響します。 |
×24 | GPUアクセラレーション | ドライバーの最適化により、高速動画処理、CPU負荷を減らします。 |
×47 | Level-3 GPU加速技術 | CPUとGPU処理消費を最低限に抑えるように設計されています。 |
おしゃれな映画風ムービーを素早く作成
VideoProc Converterには豊富な編集機能があります。
機能 | 説明 |
---|---|
トリミング | タイムラインで開始時刻と終了時刻をドラッグ&ドロップして、特定の部分だけを自由自在に切り取れます。 |
クロップ | 動画の余分な背景をカットし、注目させたい人物などをアップで写すことができます。 独自の「レターボックス検索」機能によって、自動的に動画のまわりにある黒帯・余白を素早く検索し、削除することができます。 |
字幕 | マスター動画の字幕を無効・有効・エクスポートすることができます。 パソコンから保存している字幕は勿論、ネットで映画・TVドラマの字幕(.ass、.ssa、.srt)をダウンロードしてビデオに追加することもできます。 マルチトラックに対応するので、外部字幕に設定できます。その後動画を再生する時、字幕をオン/オフにすることができます。 |
エフェクト | グレースケール、色反転、ノイズ、ミラーリング、CMYK、レンズ補正、ビネット、着色、鮮明化など16種類のエフェクトが内蔵されています。 ビデオの色、明るさ、コントラスト、色相、ガンマ、彩度も再調整できます。 |
回転 | スマホで撮った映像などを90°/180°/270°回転して、パソコンで正しい方向で再生することができます。 ミラー(鏡)のように、左右/上下に反転することも簡単にできます。 |
結合 | MP4、MKV、AVI、MOVなどの動画を一つのH264ファイルに結合することができます。 |
実用的な機能が満載
VideoProc Converterは、次の表のような実用的な機能に素早くアクセスできるようデザインされています。
機能 | 説明 |
---|---|
手ブレ補正 | ドローン、iPhoneで撮影した映像の手ブレを取り除き、映像を綺麗にできます。 |
ノイズ除去 | 機械音やエンジンのアイドリング音や風の音など不要な雑音を除去できます。 |
GIF作成 | 動画からGIFアニメ画像を作成できます。 |
レンズ補正 | 超広角レンズ(魚眼レンズ)で撮影した歪みのある映像を補正できます。 |
透かし | テキスト・画像・タイムコードなどのウォーターマークを動画につけることができます。 |
MKV作成 | 動画ファイルをエンコードなしで、マルチトラックMKVにすることができます。 |
静止画にする | 動画からjpg/png形式の連続静止画にすることができます。 |
ビデオ強化 | 動画の早送り、音ズレ補正、オーディオトラック無効、音量調整などが簡単にできます。 |
動画圧縮の設定を思い通りにカスタマイズ
VideoProc Converterなら1,000を超える動画形式から圧縮形式を選択できます。
高速と高画質を兼ね備えた動画変換ソフト
ビデオ変換
MP4、FLV、MPG、SWF、VOB、MOV、WMV、AVI、3GPなど、ほぼ全てのフォーマットの動画ファイルに対応しています。
370種類以上の動画・音声コーデックを内蔵しており、メディアプレーヤー、iPhone/iPad、Androidスマホ・タブレット、PSP等、各種機器に最適なファイル設定をプロファイル化(420以上搭載)しています。
音声変換
動画ファイルから音声を抽出して音声ファイルとして保存できます。
- iPodやPSP、携帯電話などで使える形式に音楽ファイル変換
- amrに変換してお気に入りの音楽で着メロや着うたを作成
- 他のソフトでは対応していない音声ファイルを変換
- 動画ファイルやDVDから話し声や音声などを抽出
- wav
- mp3
- wma
- m4a
- ogg
- avi
- mid
- flac
- mov
- amr
- aac
- au
- aif
- raw
- dvf
- vox
- cda
- gsm
- dss
- wmv
- 他数多くのフォーマット
動画・音楽のダウンロード
サイトの動画URLをコピペするだけで簡単にオンライン動画、音楽、再生リストを好きな形式でダウンロードできます。
画面録画
VideoProc Converterは初心者でも簡単に使える画面録画ソフトです。
次の用途で活用できます。
- パソコン操作やウェブカメラの録画
- ゲームのプレイ動画を録画
- iPhoneスクリーンショットを撮影
- 生放送やライブ配信を録画して保存
- トレーニング・教育ビデオの撮影から編集まで
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VideoProc Converter 画面録画機能の詳細
この記事ではVideoProc Converterの画面録画機能に注目してレビューしていくため、画面録画機能についてもう少し詳細に説明します。
VideoProc Converterは、パソコン・iPhone・iPadに表示されている映像を、見たままスムーズに録画することができます。
また、様々な録画設定や多彩な録画機能を備えています。
PC・iPhone・iPad画面を「見たまま」録画
VideoProc ConverterはPC・iPhone・iPadのディスプレイに表示されている映像を録画できます。
パソコンの場合、録画したい画面の範囲を決め、録画ボタンを押すだけで動画を録画できます。
録画しながらリアルタイムにライン、テキスト、矢印なども簡単に書き込むことも可能。
次の様な目的に合わせ、録画した動画を変換したり、様々な形式で出力することができます。
- パソコンで再生したい
- モバイル機器に入れて移動中に見たい
- Blu-rayやDVDにしてTVで見たい
- YouTube・Facebook・Twitterにアップロードしたい
1クリック簡単操作で録画開始
「REC」をクリックすれば録画開始。
録画エリアは次の中から自由に選択できます。
- 全画面
- ウィンドウ
- 任意に指定した範囲
マイク録音にも対応しています。
PIP(Picture In Picture)を実現
PIP(Picture In Picture)機能を使用すると、PC画面だけでなくウェブカメラも同時に録画できます。
製品デモ、ゲーム動画、ビデオ通話、講義録画などの作成時に非常に役立ちます。
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VideoProc Converter 画面録画機能 レビュー
VideoProc Converter 画面録画機能を、Windows10で実際に使ってレビューしていきます。
画面録画作業の流れ
VideoProc Converterで実際に画面録画を行っていきます。
画面録画機能を使うにはVideoProc Converterを起動し、「録画」をクリックします。
画面録画の画面が表示されます。
画面上部に「画面録画」「カメラ録画」「画面録画&カメラ録画」の選択があるので、まず「画面録画」をクリックします。
すると録画するPC画面が表示されます。
PCの画面全てを録画する場合はこの状態で右下にある「REC」をクリックすると録画がスタートします。
録画する範囲を「ウィンドウ」、または「任意の範囲」で指定したい場合は画面下部にある「クロップ」をクリックします。
ウィンドウ範囲を録画する場合は対象のウィンドウをクリックします。
任意の範囲を録画する場合は、マウスで録画する範囲を選択します。
録画範囲を選択すると、画面の中心にチェックマークが表示されるのでクリックすると録画領域選択完了です。
元の画面に戻るので「REC」ボタンを押して録画をスタートします。
録画をスタートすると、画面の中心にカウントダウンの数字が表示され、その後、録画がスタートします。
実際に録画したのがこちらの動画です。
パピックス
XMindを録画してみたよ。
MP4で470KBのサイズになりました。
画質も問題ありません。
VideoProc Converterには動画撮影中に作図する機能もあります。
作図するには、動画撮影中に「CTRL+ALT+SHIFT+T」を押します。
すると次の作図ツールボックスが画面上に表示されます。
作図機能としては次の7つの機能があり、色を変更することもできます。
- フリーハンド
- ライン(直線)
- 矢印
- 四角枠
- 四角枠(角丸)
- 丸(楕円)
- 文字
この作図機能を使えば、動画撮影中に声で説明しながら、矢印や丸を書き込んで説明することもできます。
試してみたのがこちらの動画です。(音声は入れていません)
操作手順を説明する動画であれば、慣れると短時間で作成できるので良さそうですね。
ただ、文字を入力する時間などもリアルに映し出されるため、ちょっと恥ずかしいです。
パピックス
文字は動画撮影後に入れた方が良いかもしれない。
VideoProc Converterは画面だけでなく、カメラ画像も録画することができます。
カメラ録画するには画面上部の「カメラ録画」をクリックします。
パソコンのカメラの画像がプレビューに映し出されます。
「REC」ボタンをクリックすると録画できます。
さらに、VideoProc Converterには画面録画とカメラ録画を同時に行う機能もあります。
画面録画とカメラ録画を同時に行うには「画面録画&カメラ録画」をクリックします。
次の2つのメニューがプルダウンで表示されます。
「スクリーンを録画しながらカメラ画面を表示する」を選択すると次の画面になります。
PC画面の中に小さくカメラ画像が表示されています。
カメラ画像は位置・サイズを変更することもできます。
「カメラ録画しながらスクリーン画面を表示する」を選択すると次の画面になります。
カメラ画像の中に小さくPC画面が表示されています。
PC画面は位置・サイズを変更することもできます。
「スクリーンを録画しながらカメラ画面を表示する」と「カメラ録画しながらスクリーン画面を表示する」を使えば、YouTubeでよく見るような動画が簡単に作れますね。
パピックス
YouTube始めたくなってきた!
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気になったところ・良かったところ
VideoProc Converter 画面録画機能の気になったところ・良かったところをまとめます。
- カメラ画像の背景をぼかしたり、背景に画像を入れたりできない。
- 「明度」「類似度」「平滑度」「色彩補正」「不透明度」を変更してもあまり変化がない。
- PC画面録画が普通に問題なく使えて便利。
- 「画面録画&カメラ録画」を使えば、ゲームの実況やソフトの操作説明などの動画が簡単にできる。
- 直感で操作できる。
- 動画撮影中に作図で書き込めるのが便利。
- 再生環境に合わせて保存するファイル形式を選べる。
- 音声録音のオン/オフを簡単に切り替えることができる。
「カメラ画像の背景を消す」という機能が用意されていますが、スポイトやカラーコードで指定した色を単純に消すという機能の用です。
背景だけでなく人物からも選択した色が消されるため、「ちょっと使えないな」というのが正直な感想です。
Microsoft Teamsの様に、背景をぼかしたり、イラストに置き換えたりできるとカメラ録画機能がかなり活きてくると思います。
パピックス
今後のバージョンアップに期待です!
それと「明度」などの調整ですが、スライドバーを動かしても微妙な調整ができませんでした。
私の撮影環境の影響かもしれませんが、あまり効果がない印象。
しかし、その他の使った機能については「かなり使える!」という印象です。
特に「スクリーンを録画しながらカメラ画面を表示する」機能は、手軽にソフトの操作説明動画が作成できるのでおすすめです。
自分で撮影した動画をフルスクリーンで再生し、カメラ画像を入れて解説するなど、テレビ番組のような映像が簡単にできます。
パピックス
アイデア次第でいろいろ使えそうだね。
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VideoProc Converterの動作環境
VideoProc Converterの動作環境は次の表の通りです。
項目 | 説明 |
---|---|
対応OS | Windows Windows 7 Windows 8(Windows 8.1を含む) Windows 10 32bit / 64bit Mac Mac OS 10.6またはそれ以降 |
CPU | IntelまたはAMD 1GHz以上 |
メモリ | 256MB(推奨512MB以上) |
ディスク | インストールのため、最低200MBのHDD空き容量が必要 |
ビデオカード | 256MB(推奨512MB以上) |
画面解像度 | 全対応(8K 4320p, 4K 2160p, 2.7K, 2K, 1080p, 1080i, 720p, 480pなどを含め) |
ハードウェアアクセラレーション対応のGPU
NVIDIA | NVIDIA GeForce GT 630 またはそれ以上 |
Intel | Intel HD Graphics 2000 またはそれ以上 |
AMD | AMD Radeon HD 7700 シリーズ (HD 7790 (VCE 2.0)) またはそれ以上 |
最新の情報、その他の動作環境詳細は公式サイトでご確認下さい。
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VideoProc Converter 無料版と製品版の違い
VideoProc Converter 無料版と製品版の比較表は次の通りです。
価格の比較はこちら。
体験版の制限を解除するには、製品を購入して、製品版に登録する必要があります。
最新情報は公式サイトでご確認下さい。
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VideoProc Converterのよくある質問
VideoProc Converterのよくある質問をまとめました。
Q
パソコンを買い換えた場合、VideoProc Converterのライセンスは移行できますか?
A
いいえ。パソコンを買い換えた時は、旧PCでライセンスコードを解除しソフトをアンインストールすると、新しいPCでソフトを続うことができます。
Q
VideoProc Converterのライセンスは、複数のコンピューター上で使用出来ますか?
A
一年間ライセンスはパソコン1台でのみ利用できます。
ライセンス(PC 1台)はパソコン1台でのみ利用できます。
ライセンス(PC 2-5台)は最大パソコン5台で利用できます。
詳細は公式サイトにてご確認下さい。
VideoProc Converter まとめ
この記事では、動画・音声変換、DVD変換、ウェブ動画ダウンロード、画面録画など豊富な機能がある「Digiarty Software VideoProc Converter」を紹介と、PC画面録画機能に注目してレビューしました。
PC画面録画機能はブログやYouTubeでパソコンの操作説明を行うときに使えるとても便利なソフトです。
特におすすめなのが「カメラ録画しながらスクリーン画面を表示する」機能で、表情を写しながら説明することができるためアイデア次第で用途が広がりそうです。
動画変換の機能も付いているので、動画を作成した作業の流れで動画変換できるのも便利です。
パピックス
PC画面録画機能だけでも「買い」ですね。
今回はレビューしていませんが、DVD変換とウェブ動画ダウンロードの機能もあるので、興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。
では。
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