車で通勤していると、片道の20分や30分がまるごと空いています。手は使えない、目も使えない。でも耳だけは空いている。
私は車通勤を15年続けています。最初はラジオと音楽だけでしたが、日本でAudibleが始まったころから、その時間を本を聴くのに使うようになりました。
Audible(オーディブル)を車通勤で使うとどうなのか。もうひとつの選択肢である Amazon Music Unlimited と比べます。答えは通勤時間で変わります。
もくじ
先に結論:片道15分までならAmazon Music、30分以上ならAudible
月額はAudibleが1,500円、Amazon Music Unlimitedが1,180円(Amazonプライム会員は1,080円)です(2026年8月29日確認)。差は月320円、プライム会員なら420円。1往復あたり16〜21円です。
金額の差が小さいので、決め手は「片道何分か」と「音楽やポッドキャストにも月額を払うか」の2つになります。
| 片道 | 音楽・ポッドキャストも | 本だけでいい |
|---|---|---|
| 15分まで | Amazon Music | Amazon Music |
| 15〜30分 | Amazon Music | Audible |
| 30分以上 | Audible | Audible |
※「音楽・ポッドキャストも」は、そちらにも月額を払う気があるかどうかです。いま無料のラジオや手持ちの曲で足りているなら「本だけでいい」の列を見てください。
片道15分だと、月に聴けるのは1冊ほど。20分で1〜2冊、30分あれば2冊は進みます。Amazon Music Unlimited のオーディオブックは毎月1冊、Audibleは対象作品が聴き放題。ここで分かれます。
表の見方:右の列(本だけでいい)で15〜30分がAudibleなのは、月1冊では足りない月が出るからです。左の列は、音楽とポッドキャストが付いて、しかも月320〜420円安いので、そちらを選んでいます。30分以上はどちらの列もAudible。月2冊分は進むので、毎月1冊では足りません。
片道15〜30分で迷うなら、決め手がもう1つあります。聴きたい本がもう決まっているなら、その本がAudibleの聴き放題対象かを先に見てください。
そしてどちらも合わない人がいます。運転中にラジオやポッドキャストで満足していて、本を聴きたいと思ったことがない人です。無料で聴けるものは今いくらでもあるので、月額を払う理由がありません。この記事は読まなくて大丈夫です。
※ すでにどちらかを使っている方は、後半の「すでに使っている人へ」までとばしてください。
どちらも、はじめるときの条件(無料や割引で試せるか、その期間、金額)は時期で変わります。無料や割引で始めても、期間が終わると自動で通常の月額になります。自分に当てはまる条件は、申し込む画面で確かめてください(条件と止め方は後半に)。
これから始める方向けに、まず行き先だけ置いておきます。
運転中に本の内容は頭に入るのか
金額の話より先に、ここを片づけないと意味がありません。運転に集中していて本の内容が頭に入ってこないのでは、月額を払う価値がないからです。
車通勤15年で試して分かったこと
私の結論は、
いつも走っている慣れた通勤路:本の内容が頭に入る。
初めての道や渋滞の合流:本の内容が頭に入らない。
でした。
Audibleの公式ヘルプには、はっきりこう書かれています。
安全に関する警告:Audibleアプリを運転中に操作しないでください。法令や交通規制で許容される場合、かつ、安全な場合のみ、Audibleアプリをご使用ください。運転中のAudibleアプリの操作は危険です。けが、死亡、物的損害につながるおそれがあります。
引用:Audibleヘルプ「車内から再生」(2026年8月29日確認)
つまり「聴くこと」ではなく「操作すること」が危険だと、提供している側が言っています。だからこの記事では、あとで画面を触らずに使う方法に一節を使います。
慣れるまでに2週間くらいかかった
始めた最初の数日は、まったく入ってきませんでした。「聞く」と「聴く」が切り替わらないのです。ラジオのように受け流す耳のままだと、朗読は右から左に抜けていきます。
変わったのは2週間ほど経ってからでした。通勤路のどのあたりで話が進んだかを覚えているようになって、翌日に続きを再生した瞬間に前の場面が戻ってくる。ここまで来ると楽になります。
1日や2日で「向いていない」と判断するのは早すぎます。決めるのは、慣れるまで続けてからにしてください。
倍速は最初から上げない
再生速度を変えられるので、つい上げたくなります。ですが車の中では、家で聴くときほど速度を上げられません。運転に意識の一部を持っていかれるからです。
私は家では1.5倍で聴くことがありますが、運転中は1.0倍か、上げても1.2倍までです。速くすると聞き逃したときの取り返しがきかなくなります。
ここは「1年で何冊」の計算にも効いてきます。倍速前提で冊数を計算すると、車ではその目標には届きません。この記事の表は、すべて1.0倍で計算しています。
頭に入りやすい本・入りにくい本
運転しながら聴くと、戻って読み返すことができません。
できるだけ頭に入りやすい本を選ぶのがおすすめです。
| 向いている | 向いていない |
|---|---|
| 小説・エッセイ(話が前に進む) | 図やグラフが要る本 |
| 対談・インタビュー | 数式・手順書 |
| 一度読んだことがある本 | 用語がいきなり出てくる専門書 |
一度読んだ本をもう一度聴くのもおすすめです。大筋が分かっているので、聞き逃しても困りません。
渋滞・巻き戻し・聞き逃しをどうするか
毎日のことなので、聞き逃しは必ず起きます。信号で考えごとをしていた、合流に気を取られた、という場面です。
私がやっているのは「その場で戻さない」ことです。少し分からないまま流して、降りてから戻すか、翌日そのまま続けます。筋を追う本なら、たいてい次の場面で分かります。
運転中に画面を触らないのは、Audibleの公式ヘルプがそう言っているからだけではありません。道路交通法にも、走行中にスマホの画面を注視することを禁じる規定があります(第71条第5号の5)。これは全国共通です。だからこそ、次の節で書くように画面を触らずに使える形を先に作っておく意味があります。
聞き逃したら気持ち悪くない?
私だったら戻したくなるけど。

みみ

あずまろ
気持ち悪いよ。でも運転中に戻すほうが危ない。
「完璧に聴く」のをあきらめると、逆に続くんだ。
渋滞のときは逆で、いちばん本が進みます。止まっている時間が長いほど耳が空くからです。渋滞が嫌でなくなるのは、聴く読書の副産物でした。
車でオーディブルを聴く方法(Android Auto・CarPlay・車内モード)
公式が「運転中に操作するな」と書いている以上、画面を触らずに済む形を先に作っておくのが正解です。Audibleの公式ヘルプには、こう書かれています。
Audibleの公式ヘルプ「車内から再生」には、Android Auto・Apple CarPlay・車内モード・Bluetooth・USB・AUXでの聴き方が項目ごとに用意されています(出典・2026年8月29日確認)。
まず、自分の車が Android Auto や CarPlay に対応しているかの調べ方です。いちばん早いのは、スマホをUSBケーブルで車につないでみることです。対応していれば、車のモニターに見慣れないアイコンの並んだ画面が出ます。出なければ非対応か、車側の設定でオフになっています。
確実に知りたい場合は「車種名 Android Auto」または「車種名 CarPlay」で検索すると、メーカーの対応表が出てきます。同じ車種でもグレードやナビの種類で変わるので、対応表で年式とグレードまで見るのが確実です。
Android Auto なら、アレクサに話しかけて操作できる
私が使っているのはこれです。スマホをUSBでつなぐと、車のモニターにAudibleが出ます。ライブラリから選ぶのも、再生や停止も、車の画面側でできます。
そしてここがいちばん大きいのですが、公式ヘルプにこう書かれています。
Android Auto上のAudibleは、Alexaを使って音声で操作することもできます。
引用:Audibleヘルプ「車内から再生」(2026年8月29日確認)
手も目も使わずに操作できます。「運転中は操作するな」という警告と、運転中に一時停止したい場面。その両方の答えがこれです。
使うには、スマホにAlexaアプリを入れてAmazonアカウントでログインしておきます。あとはAndroid Autoにつないだ状態で「アレクサ、一時停止して」などと話しかけるだけです。車のマイクを使うので、スマホを触る必要はありません。
音声で操作できるのはAndroid Autoだけではありません。公式ヘルプには「AlexaまたはSiriを使って音声でAudibleを操作することもできます」とあり、「3分戻して」のような言い方の例も載っています。iPhoneの方はSiriが使えます。
iPhone なら Apple CarPlay
上の引用のとおり、Apple CarPlay も公式に対応しています。公式ヘルプには「Apple CarPlayを使って再生するには」という項目が独立して用意されています。
私はAndroidなのでCarPlayは使っていません。ここは公式に対応が明記されているという事実までにしておきます。
どちらも使えない車は、車内モード(ドライブモード)とカーナビ接続で聴ける
Android Auto にも CarPlay にも対応していない車でも、聴けます。
Audibleアプリには「車内モード」という設定があります。公式ヘルプによると、この画面のボタンは4つだけです。
- Alexaタップトゥートーク
- 再生/一時停止
- 30秒戻す
- ブックマーク追加
聞き逃したときの「30秒戻す」が独立したボタンになっているのは、運転中には効きます。しかも公式ヘルプには、Bluetoothで車とつながると自動でこの画面が開く設定にできる、とも書かれています(出典・2026年8月29日確認)。
| つなぎ方 | できること | 追加費用 |
|---|---|---|
| Android Auto / CarPlay | 車のモニターで操作。Android Autoは音声操作も | なし(対応車なら) |
| Bluetooth(カーナビ) | スマホの車内モードで再生 | なし |
| USB / AUXケーブル | 同上。AUXではAndroid Auto・CarPlayは使えない | ケーブル代のみ |
つまり、BluetoothかAUXがある車なら、聴くために新しく機材を買う必要はありません。すでにカーナビでBluetoothの音楽を聴いているなら、そのままです。
車のスピーカーが弱くて聞き取りづらい、という場合だけ、車内に置くBluetoothスピーカーという手があります。私が長く使っているものはこれです。
出発前にダウンロードしておく
通勤路にトンネルや山間部があると、ストリーミングでは途切れます。前の晩にダウンロードしておけば、圏外でも聴けます。
通信量の節約にもなります。毎日のことなので、これは習慣にしてしまったほうが楽です。
運転中のイヤホンは違反になるのか
先に結論を書きます。問題になるのは「聴くこと」そのものではなく、聴き方です。具体的な決まりは都道府県ごとなので、ここでは条文の構造と、私の住む京都府の場合を見ていきます。
ネットの記事では「運転中のイヤホンはNG」と書かれていることが多いのですが、その根拠まで書いてあるものはほとんど見かけません。実際の条文を見ると、少し違う書き方になっています。
道路交通法には「イヤホン」と書かれていない
道路交通法の本体に、イヤホンの規定はありません。運転者の遵守事項を定めた第71条の最後に、こうあります。
六 前各号に掲げるもののほか、道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項
引用:道路交通法 第71条第6号(e-Gov法令検索)(2026年8月29日確認)
公安委員会は都道府県ごとに置かれています。つまり具体的な中身は、住んでいる都道府県の規則で決まります。だから「日本全国でこう」とは言えません。
京都府の場合はこう書かれている
私が住んでいる京都府の規則を見てみます。
大きな音量でカーラジオ等を聞き、又はイヤホン、ヘッドホン等を使用しているため、安全な運転に必要な交通に関する音又は声を聞くことができないような状態で車両等を運転しないこと。ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令等を受信する場合は、この限りでない。
引用:京都府道路交通規則(2026年8月29日確認)
読むと分かるとおり、禁止されているのは「イヤホンを着けること」ではありません。「安全な運転に必要な音や声が聞こえない状態で運転すること」です。
そしてここが見落とされがちなのですが、同じ条文の中に「大きな音量でカーラジオ等を聞き」が入っています。

あずまろ
つまり「イヤホンをやめてカーナビから鳴らせば安心」とは言い切れないんだ。
音量が大きすぎれば、同じ条文に引っかかる。
目安として私が守っているのは、救急車のサイレンや踏切の音が普通に聞こえる音量です。走り出してすぐ、窓を少し開けて外の音が聞こえるか確かめると分かります。
片耳ならいいのか、骨伝導ならいいのか
よく聞かれる話ですが、条文は機器の種類で線を引いていません。京都府の条文は「イヤホン、ヘッドホン等」という書き方で、種類を限定していません。
判断の基準はあくまで「安全な運転に必要な交通に関する音又は声を聞くことができないような状態」かどうかです。片耳でも骨伝導でも、音量が大きくて外の音が聞こえなければ同じことになります。
いちばん問題になりにくいのは、車のスピーカーから普通の音量で流すことです。この記事で「車内モードとBluetoothで十分」と書いているのは、そういう意味でもあります。
自分の都道府県はこう調べる
規則は都道府県ごとに定められているので、文言が同じとは限りません。調べ方は簡単です。
- 「◯◯県 道路交通規則」で検索します(都道府県の例規集が出ます)
- ページ内を「イヤホン」で検索します
- 見つかった条文を読みます。京都府はこの記事で引用した書き方でした。お住まいの県の文言を確かめてください
私は法律の専門家ではありません。ここに書いたのは条文そのものと、それが都道府県ごとに定められているという構造だけです。判断に迷う場合は、お住まいの警察に確認してください。
何冊聴けるかで決まる ― Audible と Amazon Music の違い
ここからが冒頭の結論の中身です。
車通勤で何時間つかえて、何冊聴けるのか
まず自分が月に何時間つかえるのかを出します。計算は単純です。
片道の通勤時間 × 2 × 月の出勤日数
月20日出勤として計算すると、こうなります。
| 片道 | 月に使える時間 | 1年では |
|---|---|---|
| 10分 | 6.7時間 | 80時間 |
| 15分 | 10時間 | 120時間 |
| 20分 | 13.3時間 | 160時間 |
| 25分 | 16.7時間 | 200時間 |
| 30分 | 20時間 | 240時間 |
| 40分 | 26.7時間 | 320時間 |
私は片道20分なので、1年で約160時間です。有休も出張もあるので実際はもう少し減りますが、桁は変わりません。
では何冊分か。これは一概に言えません。Audibleの「人気のタイトル」上位8作品の再生時間を調べてみました(2026年8月29日時点)。
- いちばん短いもの 2時間54分
- 8作品の平均 約10時間
- いちばん長いもの 18時間14分
6倍以上の開きがあります。この8作品はたまたま小説が多かったので、ビジネス書ならもっと短いものもあります。
なので「1冊=10時間くらい」を仮の目安にしておいて、実際は聴きたい本の作品ページに出ている再生時間を見るのが確実です。
この目安で計算すると、こうなります。
- 片道15分=月10時間。6時間の本なら1〜2冊、15時間の本なら1冊に届きません。「毎月1冊」で足りる側です
- 片道20分=月13.3時間。短い本が続けば2冊、長い本なら1冊。本の長さ次第です
- 片道25分=月16.7時間。10時間の本なら1冊半、6時間の本なら2冊以上。月1冊では足りない月が出てきます
- 片道30分=月20時間。10時間の本でも2冊は進みます。聴き放題のAudibleが向きます
「毎月1冊」で足りるかどうかが、そのまま分かれ目です。足りるなら、金額の差は月320〜420円なので、冒頭の表のとおり「音楽やポッドキャストも聴くか」で決めてかまいません。足りない月が出そうなら、その差額で聴き放題になるAudibleに寄ります。
2つのサービスは「聴き放題」と「毎月1冊」で違う
意外と知られていないのですが、Amazon Music Unlimited にもオーディオブックが付いています。
| Audible | Amazon Music Unlimited | |
|---|---|---|
| 月額 | 1,500円 | 1,180円(プライム会員1,080円) |
| オーディオブック | 対象作品が聴き放題 | 毎月1冊 |
| 選べる範囲 | 数十万以上の対象作品 | 90万作品を超えるなかから |
| 音楽 | なし | 1億曲以上+ポッドキャスト |
数字だけ見ると「90万作品のほうが多いのでは」と思うかもしれません。ですが、測っているものが違います。Amazon Music Unlimited のほうは選べる範囲が90万作品で、そこから聴けるのは月に1冊です。Audibleは選べる範囲が「数十万以上」ですが、その中なら何冊でも聴けます。
なお毎月1冊のほうは、月末に聴き終わらなくても消えません。公式にはこう書かれています。
月ごとに、引き続き同じオーディオブックを聴くか、または、新しいオーディオブックを選ぶことができます。
引用:Amazon MusicでAudibleを聴く(2026年8月29日確認)
1冊に半月かかっても大丈夫です。ただし新しい1冊を選ぶと切り替わります。
プランの中身や、Amazon Music Prime との違いは別の記事にまとめてあります。
いま0円で聴いているものと、何が変わるか
本当の比較はここです。多くの人は今、通勤中にお金を払っていません。ラジオか、スマホに入っている音楽か、無料のポッドキャストです。
つまり月額はまるごと増える出費です。「紙の本より安い」という比べ方は、そもそも本を買っていない人には意味がありません。
1往復あたりに直すと分かりやすくなります。Audibleの1,500円は、月20日の通勤なら1往復75円です。Amazon Music Unlimited なら59円(プライム会員で54円)。缶コーヒー1本より安いかどうか、で考えられます。
そのうえで、無料のポッドキャストで満足しているなら、無理に変える必要はありません。本の要約チャンネルも今はたくさんあります。月額を払う価値があるのは、「読みたいと思ったまま読めていない本が積んである」人だと思います。私がそうでした。
車で聴くなら、公式の車まわりの機能はAudibleのほうが厚い
これは金額とは別の話です。
この記事の前半で引用したとおり、Audibleには「車内から再生」という専用のヘルプページがあり、Android Auto・Apple CarPlay・車内モード・Bluetooth・USB・AUX、さらにAlexaでの音声操作まで説明されています。
一方、Amazon Musicアプリでオーディオブックを車内で聴く方法については、同じような公式の説明が見つかりませんでした(2026年8月29日時点)。できないという意味ではなく、説明が見つからなかったということです。
ただしスマホの音を車のスピーカーに流すこと自体は、アプリを問わずできます。BluetoothやAUXでつなぐのは車とスマホの機能なので、Amazon Musicを選んでも音は普通に鳴ります。
違うのは「車のモニターにアプリを出して操作する」「声で操作する」といった、車のための作り込みの部分です。ここはAudible側に公式の説明があり、Amazon Music側では見つけられませんでした。車で聴くのが中心の人ほど、この差が効いてきます。
私は片道20分。表どおりAudibleを使っている
私は片道20分。冒頭の表でいえば「15〜30分 × 本だけでいい」のマスで、Audibleです。
そこを選んでいる理由は3つあります。
- 月に1冊では足りない月がある。短い本が続くと2冊いくこともあります
- 車で聴くのがほとんどなので、車まわりの作り込みが効きます
- 音楽は別のもので足りている。片道30分未満で音楽も聴きたい人なら、答えは逆になると思います
音楽もポッドキャストも聴きたくて、本は月1冊で十分という人には、Amazon Music Unlimited を勧めます。そちらのほうが安いです。
条件は、下の「無料・割引で始める条件と、いつ課金されるか」にまとめました。無料や割引で始めても、期間が終わると自動で通常の月額になります。
無料・割引で始める条件と、いつ課金されるか
ここを先に知っておかないと、気持ちよく始められません。
無料や割引の期間が終わると、自動で通常の月額になる
どちらも、はじめるときの条件(無料や割引で試せるか、その期間、金額)は時期で変わります。2026年9月30日に、ログインしていない状態で見たところ、期間が終わったあとの月額と自動更新のことは、どちらも申し込みのボタンのすぐ下に書かれていました。Audibleには「月額¥1,500で自動更新します」、Amazon Music Unlimited には月額1,180円(プライム会員は1,080円)で「自動更新。解約するまで継続。」とありました。
つまり無料や割引で始めた場合も、何もしなければ、その期間が終わったところから通常の月額がかかります。これは覚えておいてください。
なお無料や割引の対象にならなかった場合は、初日から通常の月額になります。どの条件が自分に当てはまるかは、申し込む画面で確かめてから進んでください。
通常の月額になる前に止めるための段取り
合わないと思ったら期間が終わる前にやめられます。ただし「あとでやろう」と思っていると、たいてい忘れます。私が勧めるのは次の3つです。
- 登録したその場で、期間が終わる日の5日ほど前の日付で、スマホのカレンダーに予定を入れる。これがいちばん効きます。終わった日に気づくのでは遅いので、余裕をもたせます
- やめる場所を先に見ておく。どちらもAmazonのアカウントサービスから進みます。アプリの中ではなくブラウザからのほうが迷いません
- 登録日をメモしておく。申し込んだ画面に出ていた期間と合わせれば、終わる日をあとから逆算できます
この段取りだけ先にしておけば、「気づいたら通常の月額になっていた」はたいてい防げます。試すかどうかを、そのあとの月額の心配と切り離して決められます。
すでに使っている人へ
Amazon Music Unlimited を使っている方
その月額には、オーディオブックが毎月1冊ぶん含まれています。使っていますか。対象は個人プランの方と、ファミリープランのアカウント所有者の方に限られます。
音楽のために契約していて、この特典を知らないまま払い続けている人はかなり多いと思います。私も調べるまで知りませんでした。対象にあてはまるなら、追加料金なしで今日から1冊選べます。
※ ファミリープランに招待されて使っている方(アカウント所有者以外)は対象外です。Amazon Musicアプリの中に「オーディオブック」が出ているかで確かめられます。
昔Audibleを使っていて、今はやめている方
いま会員でないなら、もう一度登録できる場合があります。やめていた間にサービスの中身が変わっているので、以前の記憶のままだと違うかもしれません。
よくある質問
片道がちょうど15分くらいなのですが、どちらですか
表のとおり、どちらでも Amazon Music Unlimited です。片道15分なら月10時間で、聴けるのは1冊ほど。毎月1冊で足ります。金額も月320円(プライム会員なら420円)安いので、本だけの方でもこの帯はAmazon Musicのほうが得です。Audibleに寄るのは、短い本を続けて月2冊いく月がある方です。
Amazonプライム会員だと変わりますか
Amazon Music Unlimited が月1,080円になります。Audibleの月額は変わりません。プライム会員なら差が420円に広がるので、その分だけ Amazon Music Unlimited に寄ります。はじめるときの条件も、プライム会員かどうかで変わることがあります(申し込む画面で確かめてください)。
子どもが乗っているときはどうしていますか
車の中では、同乗している家族にもそのまま聞こえます。子どもが乗っているときは、内容を選ぶ必要があります。私は家族が乗る日は音楽に切り替えています。
聴きたい本が対象に入っているか、先に調べられますか
調べられます。作品ページに聴き放題の対象かどうかと、再生時間が出ています。先にここを見てから決めるのがいちばん確実です。読みたい本が決まっている人ほど、これで答えが出ます。
車を降りたあとも続きを聴けますか
聴けます。同じアカウントならスマホでも続きから再生されます。私は家に着いてから、食器を洗いながら続きを聴くことがあります。
まとめ
- 片道15分くらいまでなら Amazon Music Unlimited。月1冊ぶんのオーディオブックが付いて、音楽とポッドキャストも聴けます
- 片道30分以上ならAudible。月に2冊は進むので、聴き放題のほうが向いています
- その間(片道15〜30分)は、音楽やポッドキャストにも払うならAmazon Music Unlimited、本だけならAudibleです
- 問題になるのは「安全な運転に必要な音が聞こえない状態」です(京都府の場合)。カーオーディオでも音量が大きすぎれば同じ条文に入ります
- たいていの場合、機材を買う必要はありません。Android Auto や CarPlay がなくても、BluetoothかAUXがあれば車内モードで聴けます
どちらも、はじめるときの条件は時期で変わります。無料や割引で始めた場合も、やめない限り、その期間が終わると自動で通常の月額になります。自分に当てはまる条件は、申し込む画面で確かめてください。
冒頭の表でAmazon Musicになった方は、こちらのほうが安いです。片道15分までの方と、15〜30分で音楽やポッドキャストにも払う方です。
月に2冊以上聴くなら、あるいは片道15分を超えて本だけでいいなら、こちらです。Audibleの申し込みのページには「いつでも退会できます」と書かれていました(2026年9月30日確認)。