パピックス
Wiswell Water Dripperは自宅で手軽に水出しコーヒー(コールドブリュー)を楽しむことができるコーヒーメーカーです。 水出しコーヒーは、なめらかな口あたりで渋みが少なく、豆本来のおいしさを味わえます。 この記事ではWiswell (ウィズウェル)Water Dripperのレビューを書きます。
実際にWiswell Water Dripperで水出ししている動画はこちらです。
丸い透明な窓から、ゆっくりと滴下しているのが見えると思います。
私はコーヒーが好きで、毎朝、自分でドリップコーヒーを入れています。
自分の分、妻の分、そして会社で飲む分。(会社へは水筒に入れて持って行く)
パピックス
休日は挽いた豆でコーヒー入れて飲んでます!
そんな私ですが…実はコールドブリューを知りませんでした…。
この度、ご縁がありWiswell Water Dripperをご提供いただくことができました。
この記事では、「コーヒー好き、でもコールドブリューは初めて」である私が
- Wiswell Water Dripperは手軽にコールドブリューを作れるのか?
- Wiswell Water Dripperで入れたコールドブリューは美味しいのか?
- Wiswell Water Dripperの洗浄は簡単か?
などをレビューします。
本記事はテックウィンド株式会社様から商品をご提供いただき作成しています。
商品:Wiswell Water Dripper
色:ピアノブラック
型式:WIS-WD201PB
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水出しコーヒー(コールドブリュー)とは?
時間をかけてゆっくりと水で抽出したコーヒーです。
通常のアイスコーヒーはお湯で抽出するので、コールドブリューとは抽出方法が異なります。
コールドブリューには次の様な特徴があります。
- 苦みが少ない
- 雑味がない
- なめらかな口あたり
お湯で抽出しないと味がうすくなりそう…
パピコ
パピックス
コールドブリューは時間をかけて豆のうま味を抽出するみたい。
水出しの方がカフェインが少なくなるらしいよ。
水出しコーヒーを手軽に作れる器具「Wiswell Water Dripper」
「水出しコーヒー(コールドブリュー)って作るの面倒じゃない?」と思われるかもしれませんが、それほど手間はかかりません。
パピックス
水出しコーヒー用の器具がちゃんとあるんです。
この記事で紹介するのが、水出しコーヒーを手軽に作れる器具「Wiswell Water Dripper」です。
Wiswell Water Dripperを使って水出しコーヒーを入れる手順は、ざっと次の通りです。
- コーヒーバスケットにコーヒー粉を入れ湿らせる
- Wiswell Water Dripperを組み立てる
- ウォータータンクに水を入れる
- 水を滴下する速度を調整する
パピックス
電源いらず!
電源不要なので、キャンプなどアウトドアの時にも活躍します!
Wiswell Water Dripperの外観・付属品
Wiswell Water Dripperの外観・付属品などを説明します。
Wiswell Water Dripperを購入すると次のパーツが入っています。
- コーヒーサーバー
- バスケットホルダー
- コーヒーバスケット
- ウォータータンク
- 丸形フィルター100枚(市販の56mm丸型フィルターも使用可能)
- コックシャフト
- コックノズル
- トップカバー
組み立てるとだいたい1.5lのペットボトルくらいの大きさです。(少し小さい程度)
Wiswell Water Dripperのスペックは次の表の通りです。
容量 | 350ml |
---|---|
サイズ | (上部)直径83.5mm (下部)直径68mm (高さ)281mm |
重量 | 本体456g |
耐熱温度 | 90℃ |
耐冷温度 | -40℃ |
このサイズなら冷蔵庫に入るわ
パピコ
Wiswell Water Dripperは電気不要です。
山や海へキャンプに行く時に持って行くのもいいかもしれませんね。
家の中で持ち運ぶのも楽なので、私は自分の書斎へ持って行きコールドブリューを入れています。
パピックス
各パーツについて少し詳しく見ていこう
コーヒーサーバーには目盛りが付いています。
どれくらい抽出されたかわかるので、抽出完了まで後どれくらいかを知る目安になります。
また、抽出したコールドブリューは約2倍の水で薄めて飲むのですが、容器を移し替えずに量がわかるのはありがたいです。
コーヒーサーバーの目盛りの反対側にはロックマークが付いています。
バスケットホルダーにも印が有り、はめ込むときにストレスがありません。
こういう使いやすさは、長く使う上でダイジですよね。
下の写真はコーヒーバスケットです。(材質はステンレス)
中には40gの目盛りがあります。
ただ、実際にコーヒー粉を40g入れると超えました。
コーヒー粉の粒度で違いがあるのかもしれません。
下の写真はコックノズルとコックシャフトです。(ステンレス)
水を抽出する速度を調整するためのパーツです。
シリコーンゴムのOリングが付いており水が漏れないようになっています。
Wiswell Water Dripperで美味しいコールドブリューを入れるための一番重要な部分ですね。
Wiswell Water Dripperは手軽にコールドブリューを作れるのか?
何でもそうですが、手軽に使おうと思うかどうかってダイジですよね。
どれだけ美味しいコーヒーが飲めても面倒だと使わなくなります。
ここでは、Wiswell Water Dripperで手軽にコールドブリューを作れるのか?を見ていきます。
Wiswell Water Dripperでコールドブリューを作成するための、大まかな手順は次の通りです。
- コーヒーバスケットにコーヒー粉を入れ湿らせる
- Wiswell Water Dripperを組み立てる
- ウォータータンクに水を入れる
- 水を滴下する速度を調整する
では、写真付きで見ていきましょう。
コーヒーバスケットにコーヒー粉を入れ湿らせる
まず、コーヒー粉を湿らせる作業があるのですが、先に
- コーヒーサーバー
- バスケットホルダー
- コーヒーバスケット
を組み立てました。
理由は、万が一コーヒーバスケットから水が漏れてもいいようにしておくためです。
心配性ね
パピコ
コーヒーバスケットにフィルターを1枚敷きます。
コーヒー粉を40g入れます。
下の写真はコーヒーバスケット内の目盛りに合わせてコーヒー粉を入れています。
実際にコーヒー粉40gを計って入れてみると、40gの目盛りよりかさ高くなりました。
上の写真を少し拡大して見るとこんな感じです。
コーヒー粉の量は水の量と合わせて自分好みを見つけていけば良いので、今回はあまり気にせず進みます。
コーヒー粉を入れたら、全体が湿る程度の水を入れ軽くかき混ぜます。
コーヒー粉を平らにして、水で濡らしたもう一枚のフィルターを置きます。
濡れたフィルターを置く理由は、滴下される水がまんべんなく行き渡るようにするためです。
Wiswell Water Dripperを組み立てる
ウォータータンク側を組み立てます。
ウォータータンクにコックノズルをセットします。
コックノズルがセットできたらコックシャフトをセットします。
ウォータータンクをバスケットホルダーにセットし、コックシャフトを水平にします。(水を入れた時に滴下しないようにするため)
ウォータータンクに水を入れる
ウォータータンクに水を300ml入れます。
水を入れたらトップカバーをします。
これで準備完了です。
水を滴下する速度を調整する
水を滴下するには、コックシャフトの角度を変えます。
水平だと滴下されません。
垂直に近づけるほど、滴下速度が速くなります。
ここで1つ問題が…
パピックス
どれくらいの滴下速度が良いのか、取扱説明書のどこにも記述がない!
色々試した結果、私は5~7秒に一滴落ちる速さに落ち着きました。
抽出時間は7~8時間程度かかりました。
滴下の状況はバスケットホルダーの透明な窓から見ることができます。
一番最初は「お湯だしの速さと同じくらいでいいんじゃない?」という感じで15分程度で抽出しましたが、味がうすく美味しくありませんでした。(香りは良かったけど)
最適な滴下速度は自分の経験で見つける必要がありそうです。
「Wiswell Water Dripperは手軽にコールドブリューを作れるのか?」まとめ
Wiswell Water Dripperは、少し慣れれば手軽にコールドブリューを作れます。
若干面倒だと感じたのは、コーヒー粉を湿らせて混ぜるところです。
でも美味しくするために必要なことですし、そんなに負担ではありません。
抽出時間が7~8時間かかることに対しては、最初は「時間かかりすぎる~!」と思いましたが、夜寝ている間に抽出しておけばいいだけなので何も手間がかかりません。
まとめると、Wiswell Water Dripperは手軽にコールドブリューを作ることができます!
Wiswell Water Dripperで入れたコールドブリューは美味しいのか?
なんだかんだと一番大事なのは味です。
Wiswell Water Dripperで入れたコールドブリューは美味しいのか?
答えは「美味しい!」です。
抽出したコールドブリューを2倍の水で薄めて飲みました。
なめらかな口あたりでありながらしっかりとした深みがあります。
パピックス
「五臓六腑に染み渡る」とはこのことだね
同じコーヒーを使用してこんなに味が変わるの!?と驚きです。
パピックス
抽出の仕方で別のコーヒーになるんだね!
お店で飲むコーヒーの味だわ
パピコ
手軽にこんなコーヒーが飲めるなんて驚きです。
文字にするとありきたりかもしれませんが、コーヒー好きの方には是非味わっていただきたい味です!
Wiswell Water Dripperで美味しいコーヒーを入れるためのポイントは?
Wiswell Water Dripperで美味しいコーヒーを入れるための一番のポイントは、水の滴下速度です。
水の滴下速度はコックシャフトの角度で調整します。
私のおすすめは、5~7秒に一滴落ちる速さです。(だいたい7~8時間かかります)
滴下速度が早いと味が浅い感じがします。
濃いめに抽出し、抽出後にうすめるための水の量でいいくらいに調整するのが良いと思います。
慣れてくれば自分流にこだわっても楽しそうですね。
滴下速度を調整しても、残りの水の量が減ってくると滴下速度が遅くなります。
時々滴下速度をチェックするか、ある程度、滴下速度が遅くなるのを見越してコックシャフトの角度を調整するのがいいと思います。
Wiswell Water Dripperの洗浄は簡単か?
コーヒーメーカーって洗浄するのが面倒な作りのものって多いですよね。
Wiswell Water Dripperの洗浄はどんな感じでしょうか?
結論は、洗浄しやすくとても楽です。
では、写真で見ていきましょう。
まず、下の写真が抽出後のコーヒー粉が入っているコーヒーバスケットです。
使用済みのコーヒー粉を捨て、軽くこすりながらゆすぐと、下の写真の様に綺麗になります。
次に抽出後のコーヒーが入っていたコーヒーサーバーです。
大人の男性の手が入るくらいの直径があるので、洗うのがとても楽です。
コックシャフトとコックノズルも簡単に取り外せるので軽く洗い流します。
その他のパーツも基本的に水で軽く洗い流す程度で大丈夫です。
洗浄に関しては、とても楽でストレスなくできました。
Wiswell Water Dripperで改善してほしいところ
Wiswell Water Dripperを使ってみて、いくつか改善してほしいことがありました。
- 取扱説明書に滴下速度の目安を書いてほしい。
- ウォータータンクにも目盛りがほしい。
取扱説明書に滴下速度の目安を書いてほしい
Wiswell Water Dripperを購入後、最初に使用する時に滴下速度の目安が無く路頭に迷いました。
いい加減に試したところ美味しくないコーヒーになりました。
せっかく美味しいコーヒーを作れるのに勘違いで「まずい」と思われてはもったいないです。
それぞれ好みがあるでしょうか、あくまで目安として「10秒に1滴」などという表記があった方が良いと思います。
ウォータータンクにも目盛りがほしい
ウォータータンクに水量の目盛りがないので、水を計ってから入れる必要があります。
持ち運べるのが売りのひとつなので、計量カップがない場合でも問題ないようにウォータータンクに水量がわかる目盛りがあると嬉しいです。
気になった改善ポイントを書きましたが、基本性能は充分満足できる商品です。
Wiswell Water Dripperのよくある質問
Wiswell Water Dripperのよくある質問について、私の主観で答えを用意しました。
コールドブリューを抽出する時の滴下速度はどれくらいですか?
初めて使用する時は5秒~7秒で1滴を目安にすると良いと思います。
慣れてきたら好みで調整してください。
どれくらいの時間でコーヒーを入れられますか?
5秒~7秒で1滴の滴下速度だと約7~8時間です。
1回で抽出できるコーヒーの量は?
約300ccのコーヒー濃縮液を抽出できます。
濃縮液は、濃縮液:水=1:2の割合でブレンドします。(好みで調整)
コーヒーの濃さを調節できますか?
抽出速度を速くするとうすくなり、ゆっくりにすると濃くなります。
抽出速度はコックシャフトの角度で調整します。
また、抽出後にうすめるための水の量でも調整できます。
Wiswell Water Dripperのレビューまとめ
この記事は、自宅で手軽にコールドブリュー(水出しコーヒー)を楽しむことができるコーヒーメーカーWiswell Water Dripperのレビューを書きました。
Wiswell Water Dripperのいいところは次の通りです。
- なめらかで深みのあるコールドブリューが作れる
- 手軽にコールドブリューを作れる
- コーヒーメーカーの洗浄が楽
- 持ち運びできる
何度も使うことで、より美味しいコールドブリューを作れるようになれそうです。
こういうのも楽しみの一つですよね。
あなたも気になった方はチェックしてみて下さいね。